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番外編 福生
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福生にいた時にあまり良い思い出はない。
福生にいた時の事を書かないのは「良い思い出がないから」だけではない。
「もう福生に住んでいない私には福生の問題に口を挟む権利がないから」だ。
同様に沖縄の基地問題も現地の人々以外が口を挟むべきではないと思っている。
色々な虚実がある。
私の言う事も本当である保証はない。
その事を理解出来る者のみがこの先を読んで欲しい。
アメリカでは大統領選挙戦が繰り広げられていた。
「ヒラリー有利、トランプ不利」こんな事がメディアで言われていた。
「そんな訳ないじゃん。
アメリカ人のダブルスタンダード知らない訳じゃないだろう?
あいつらは表向きは『差別反対』って言っておきながら、自分らはやりたくない生肉処理を準公務員の俺達にやらせるんだ。
『差別反対!ヒラリー万歳!』って言いながらトランプに投票するのが一般的なアメリカ人だぜ?」
いくら何でも個人的な恨みの感情を込めすぎだろうと当時は思ったが、これを言っていたのが米軍基地内でミート部に所属していた準公務員だった。
米軍基地内で働いている準公務員というのは、日本から給料をもらって米軍基地内で働いている人の事を言う。
基本的に薄給で公務員でありながら、他にアルバイトをする事が容認されている。
ミート部というのは・・・ 肉処理の事である。
アメリカ人がこの作業を嫌うので日本人が多いのが特徴である。
準公務員はアルバイトをしていたので、私と同じ職場になる事も多かった。
私と同じ職場にいる女性が「米国軍人にいきなり呼び止められて、『スマイル』て笑わされたんだけど」と言っていた。
その女性がいなくなった後、準公務員の男達はケタケタと笑っていた。
「アイツ、笑顔じゃなくてほうれいせんを見られたんだよ。
何も言わないで去ったってのは『ババアに用はない』って事だよ」
私は信じられなかった。
沖縄で未成年者の女性に暴行した米兵がいて4日間、米兵は外出禁止だったはずだ。
謹慎が明けたばかりで、早くも若い女の子に手を出すのか?
準公務員達は「アイツらは反省はしないけど、反省してるフリは上手いんだ。
よく『日本人は感情表現が下手』なんて言われるけど正確には『日本人は演技力が低い』だな」
前にも書いたと思うが、デモには福生市民のフリをした共産党員が大量に参加している。
準公務員に聞いてみると「福生の基地は空軍だ。
二重窓になっててデモの声なんか聞こえないよ」と言う。
そして福生は米軍基地が活動を終えた後動き出す夜の街だ。
夜9時に開店して次の日の昼間に閉店する飲食店も珍しくなかった。
つまり、午後は多くの福生市民が寝静まっている時間帯だ。
かく言う私も寝ようとしたらデモが始り、眠れなくなった口だ。
福生市民が意見を言う場としてデモがあるなら我慢しなくてはならない。
どんな意見でも言う権利はある。
それが正しい意見か間違っている意見かなどは受け取りかた次第である。
だが嘘はいけない。
嘘をついて自分の考え方に世論を誘導しようとしてはいけない。
最近思う。
嘘は正しいのではないか?
ネットの嘘を叩きつつ、嘘つきを擁護すれば「自分達は嘘はついていない」というアピールになるのではないか?
「嘘はいけない」のではなく「バレる嘘はいけない」のではないか?
ここまで「みんな大好きアンクルサム」や「みんな大嫌い共産党」の悪口を言ってきて「お前はどちらの味方なんだ」と言われると思う。
どちらの味方でもない。
良いものは良い。
悪いものは悪い。
実際あった事柄を自分の主張に置き換え、都合の悪い事柄は見て見ないフリをするような卑怯で卑劣な真似はしないつもりだ。
これで私の「米軍基地観」とさせていただく。
あまりにもゲームと関係なさすぎたので、東福生の駅前にあったゲーセンの話でも。
対戦格闘ゲームは対戦が成立しなかったので、私は『麻雀格闘倶楽部』ばかりやっていました。
麻雀は下手だけど白虎まで登りつめたよ。
福生にいた時の事を書かないのは「良い思い出がないから」だけではない。
「もう福生に住んでいない私には福生の問題に口を挟む権利がないから」だ。
同様に沖縄の基地問題も現地の人々以外が口を挟むべきではないと思っている。
色々な虚実がある。
私の言う事も本当である保証はない。
その事を理解出来る者のみがこの先を読んで欲しい。
アメリカでは大統領選挙戦が繰り広げられていた。
「ヒラリー有利、トランプ不利」こんな事がメディアで言われていた。
「そんな訳ないじゃん。
アメリカ人のダブルスタンダード知らない訳じゃないだろう?
あいつらは表向きは『差別反対』って言っておきながら、自分らはやりたくない生肉処理を準公務員の俺達にやらせるんだ。
『差別反対!ヒラリー万歳!』って言いながらトランプに投票するのが一般的なアメリカ人だぜ?」
いくら何でも個人的な恨みの感情を込めすぎだろうと当時は思ったが、これを言っていたのが米軍基地内でミート部に所属していた準公務員だった。
米軍基地内で働いている準公務員というのは、日本から給料をもらって米軍基地内で働いている人の事を言う。
基本的に薄給で公務員でありながら、他にアルバイトをする事が容認されている。
ミート部というのは・・・ 肉処理の事である。
アメリカ人がこの作業を嫌うので日本人が多いのが特徴である。
準公務員はアルバイトをしていたので、私と同じ職場になる事も多かった。
私と同じ職場にいる女性が「米国軍人にいきなり呼び止められて、『スマイル』て笑わされたんだけど」と言っていた。
その女性がいなくなった後、準公務員の男達はケタケタと笑っていた。
「アイツ、笑顔じゃなくてほうれいせんを見られたんだよ。
何も言わないで去ったってのは『ババアに用はない』って事だよ」
私は信じられなかった。
沖縄で未成年者の女性に暴行した米兵がいて4日間、米兵は外出禁止だったはずだ。
謹慎が明けたばかりで、早くも若い女の子に手を出すのか?
準公務員達は「アイツらは反省はしないけど、反省してるフリは上手いんだ。
よく『日本人は感情表現が下手』なんて言われるけど正確には『日本人は演技力が低い』だな」
前にも書いたと思うが、デモには福生市民のフリをした共産党員が大量に参加している。
準公務員に聞いてみると「福生の基地は空軍だ。
二重窓になっててデモの声なんか聞こえないよ」と言う。
そして福生は米軍基地が活動を終えた後動き出す夜の街だ。
夜9時に開店して次の日の昼間に閉店する飲食店も珍しくなかった。
つまり、午後は多くの福生市民が寝静まっている時間帯だ。
かく言う私も寝ようとしたらデモが始り、眠れなくなった口だ。
福生市民が意見を言う場としてデモがあるなら我慢しなくてはならない。
どんな意見でも言う権利はある。
それが正しい意見か間違っている意見かなどは受け取りかた次第である。
だが嘘はいけない。
嘘をついて自分の考え方に世論を誘導しようとしてはいけない。
最近思う。
嘘は正しいのではないか?
ネットの嘘を叩きつつ、嘘つきを擁護すれば「自分達は嘘はついていない」というアピールになるのではないか?
「嘘はいけない」のではなく「バレる嘘はいけない」のではないか?
ここまで「みんな大好きアンクルサム」や「みんな大嫌い共産党」の悪口を言ってきて「お前はどちらの味方なんだ」と言われると思う。
どちらの味方でもない。
良いものは良い。
悪いものは悪い。
実際あった事柄を自分の主張に置き換え、都合の悪い事柄は見て見ないフリをするような卑怯で卑劣な真似はしないつもりだ。
これで私の「米軍基地観」とさせていただく。
あまりにもゲームと関係なさすぎたので、東福生の駅前にあったゲーセンの話でも。
対戦格闘ゲームは対戦が成立しなかったので、私は『麻雀格闘倶楽部』ばかりやっていました。
麻雀は下手だけど白虎まで登りつめたよ。
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