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ナツ・side
爽の要望
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俺はゆっくりと、爽のそこに、触れる。
堅くて…熱い…
「っ…」
本当に…こんな場所で、そんなこと…を…?
俺は戸惑いながら、隣に座って平然としている爽を見る。
「…?どうした…やれよ…いつもみたく、…ほら…真っ暗でわかんないよ…誰も見てないからさ…。」
爽が俺の耳元に唇を寄せ、そこを…自分の前を…ベルトの音が映画館内で響かないように細心の注意を払いながら、くつろげる…。
「ほら…もう俺たまらない…これ、なんとかして鎮めてくれよ…これは要望…俺の、命令だ…」
暗闇の中、爽がニヤリと笑って俺の手をあらためてそこに押し付けるようにする…。
ボクサーパンツの上から…触れただけで、体温が伝わってくる位に熱い…爽のそこ…。
こんな場所…暗闇とはいえ、人間がひしめく場所でのこの行為…
俺はなんともいえない背徳感に苛まれながら、たまらず周りを見渡すが、同じ列の両側の男女のカップルは席が遠すぎで誰も気付いていない…
「ほら…おまえが気にするほど、誰もこっちなんて見てないよ、みんな映画に夢中だ… …」
爽が俺の顎に、笑いながらさらりと手を触れる。
「う…じゃあ…」
そっと、布地の上から、形を確かめる…
さっきの男女のセックスの場面が効いたのか、爽のそこは…熱く、猛っていた…
俺はゴクリと唾を飲みながら、
そこを優しく撫でさするように触る。
「うっ…ん、いいな…そうそう…」
また、爽が耳元で囁く。
スクリーンの中では、いまだに
『ああんっ!…いいっ…もっと…激しくしてえ…好き…愛してるのっ ああ…んうっ …はあ んっ…』
逞しい男に抱き抱えられ、のけぞるようにして喘ぐ女…
俺は爽のそこは見ないようにして…あくまで、正面を向いて画面だけを見ながら…
猛々しい爽のそこを…触り続けた…。
堅くて…熱い…
「っ…」
本当に…こんな場所で、そんなこと…を…?
俺は戸惑いながら、隣に座って平然としている爽を見る。
「…?どうした…やれよ…いつもみたく、…ほら…真っ暗でわかんないよ…誰も見てないからさ…。」
爽が俺の耳元に唇を寄せ、そこを…自分の前を…ベルトの音が映画館内で響かないように細心の注意を払いながら、くつろげる…。
「ほら…もう俺たまらない…これ、なんとかして鎮めてくれよ…これは要望…俺の、命令だ…」
暗闇の中、爽がニヤリと笑って俺の手をあらためてそこに押し付けるようにする…。
ボクサーパンツの上から…触れただけで、体温が伝わってくる位に熱い…爽のそこ…。
こんな場所…暗闇とはいえ、人間がひしめく場所でのこの行為…
俺はなんともいえない背徳感に苛まれながら、たまらず周りを見渡すが、同じ列の両側の男女のカップルは席が遠すぎで誰も気付いていない…
「ほら…おまえが気にするほど、誰もこっちなんて見てないよ、みんな映画に夢中だ… …」
爽が俺の顎に、笑いながらさらりと手を触れる。
「う…じゃあ…」
そっと、布地の上から、形を確かめる…
さっきの男女のセックスの場面が効いたのか、爽のそこは…熱く、猛っていた…
俺はゴクリと唾を飲みながら、
そこを優しく撫でさするように触る。
「うっ…ん、いいな…そうそう…」
また、爽が耳元で囁く。
スクリーンの中では、いまだに
『ああんっ!…いいっ…もっと…激しくしてえ…好き…愛してるのっ ああ…んうっ …はあ んっ…』
逞しい男に抱き抱えられ、のけぞるようにして喘ぐ女…
俺は爽のそこは見ないようにして…あくまで、正面を向いて画面だけを見ながら…
猛々しい爽のそこを…触り続けた…。
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