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清春編
三通目
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『すみません、さっきは途中で切れてしまいまして。あの…もし良ければですが、久しぶりに会ってお話しできませんか?少しの時間、お茶でも全然いいんですが…あの、あくまで坂下さんのご都合が良ければ…です、無理なら遠慮なく仰ってください、また誘いますから。』
茉優子の三つ目の連絡には、そう…書いてあった。
茉優子の方からこんな連絡があるのはとても珍しい…
会って話したいと…そう、書いてある…
頭ではその内容を理解しているものの、俺はやっぱり、自分の目を疑った。
歩道の端で突っ立ったまま、もう一度文面を見返すが…会って話ができないかと…あくまで俺に、尋ねる形で…茉優子らしい文面で…とても遠慮がちではあるが、確かにそう…書いてある…
ドクンと…
明らかに俺の心臓が、高鳴った。
茉優子に、ほんの少しでも会うことができるなら…もはや、お茶でも食事でも…なんでもいい…とにかく、茉優子と二人きりで、少しの時間でも会えるなら…もうそれで十分だ…
茉優子のそれは、俺にとって、願ったり叶ったりの連絡だった。
もうあと三分ほどで目的としていたネットカフェに着くところではあったが、一気にそんな場所へ行く気が失せてしまった。
俺はすぐさま、目についたカフェに入った。ごく普通のチェーン店の店だが、歩きながらではなく、ゆっくり腰を落ち着けて茉優子に返事がしたい…ただただ、そう思った。
茉優子の三つ目の連絡には、そう…書いてあった。
茉優子の方からこんな連絡があるのはとても珍しい…
会って話したいと…そう、書いてある…
頭ではその内容を理解しているものの、俺はやっぱり、自分の目を疑った。
歩道の端で突っ立ったまま、もう一度文面を見返すが…会って話ができないかと…あくまで俺に、尋ねる形で…茉優子らしい文面で…とても遠慮がちではあるが、確かにそう…書いてある…
ドクンと…
明らかに俺の心臓が、高鳴った。
茉優子に、ほんの少しでも会うことができるなら…もはや、お茶でも食事でも…なんでもいい…とにかく、茉優子と二人きりで、少しの時間でも会えるなら…もうそれで十分だ…
茉優子のそれは、俺にとって、願ったり叶ったりの連絡だった。
もうあと三分ほどで目的としていたネットカフェに着くところではあったが、一気にそんな場所へ行く気が失せてしまった。
俺はすぐさま、目についたカフェに入った。ごく普通のチェーン店の店だが、歩きながらではなく、ゆっくり腰を落ち着けて茉優子に返事がしたい…ただただ、そう思った。
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