【完結・R18】鉄道の恐怖

清春編

一言

「いくよ、真由…　」
「うん…　早く…」

俺は頷き、真由の両脚を抱え上げ、十分に濡れたそこに自身をあてがい、ゆっくりと腰を沈めていく…。

「ああああっ…！　んっ…、　あっ　あっ　…」

「はっ　…あ…　　く」

熱い、真由の中…   包み込まれる圧迫感…

「好き…好きよ、清春さんっ　…　ああ…」
真由が俺の腰辺りに脚を巻き付け、締め付け…　結合が深くなり、俺は小さく呻く…。

　「真由…　くっ…　」

真由を抱きながら…激しく腰を打ちつけ、抽挿を繰り返し、せめたてながら…　自身の快楽を追いながらも…

俺も好きだ…真由…という、その、短い言葉を…真由に、返すことが出来なかった…。

無言で、何度も自身を真由の中に、穿ち続ける…　　
今日は萎えない…大丈夫だ…　　ぐちゅんぐちゅんと、そこから卑猥な水音がする…
最後、ぐんと深く突き上げてかき回すように内部をえぐると…

「あっ　…いやっ　…ああ！　も、だめえ　…　ああああっ…　　ん」
「あっ…俺も…　い、　　っくっ…　！！　…」

俺と真由はほぼ同時に達し…　　抱き合ったまま、徐々に身体を弛緩させる…

「…　清春さん…好きよ…　」

「ん…　真由…　」　おかしなところで馬鹿正直な俺…　

　　　　俺も好きだよ、真由…　

　　そう、言えばよかった…

　　　今思えば、ただ…　その一言で、

　　　　　　　　　　　　　
　　　良かったのかもしれない…。