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清春編
日常
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真由が女として…
こんなにも魅力的だから…なのか…?
それが果たして、理由になるのだろうか…
あの兄が… 哲也という男が… 真由に…実の妹である真由に…不埒な思いを抱き…
手を出そうとするなど… いや既に…もう、出していたではないか…
この唇に、キスをして…
この胸にいやらしく、触れて… 信じられない… なんなんだ、あの男は…
「…清春さん…?どうしたの…??そんなに真由の顔、じっと見られると、なんか恥ずかしいよ…」
目の前で座って珈琲を飲んでいる真由が、笑いながらつぶやく。
「あっ…!!いや、ごめん…別に…よし、そろそろ行くよ…真由、戸締りはしっかりな…?それと…」
…哲也…おまえの兄には、気をつけろ…いやもう、いっそ…奴をこの家に入れるな…
…なんてことは…今の時点で、真由に話せるはずがない…
ましてや理由なんて、絶対に言えない…。
「何…清春さん…?」
玄関の先で、キョトンと俺を見上げる真由があまりに純粋に見えてしまう…。
真由は…アイツの…哲也の…自分に向けられた欲望に、気が付いていないのか…?
あまりに、無防備すぎる真由…。
俺は真由を見つめて、「戸締りと防犯、しっかりね…」
真由に…昨夜見た光景…事実を話す勇気もない俺は…
その時点ではそれだけ、言うのがやっとだった…。
こんなにも魅力的だから…なのか…?
それが果たして、理由になるのだろうか…
あの兄が… 哲也という男が… 真由に…実の妹である真由に…不埒な思いを抱き…
手を出そうとするなど… いや既に…もう、出していたではないか…
この唇に、キスをして…
この胸にいやらしく、触れて… 信じられない… なんなんだ、あの男は…
「…清春さん…?どうしたの…??そんなに真由の顔、じっと見られると、なんか恥ずかしいよ…」
目の前で座って珈琲を飲んでいる真由が、笑いながらつぶやく。
「あっ…!!いや、ごめん…別に…よし、そろそろ行くよ…真由、戸締りはしっかりな…?それと…」
…哲也…おまえの兄には、気をつけろ…いやもう、いっそ…奴をこの家に入れるな…
…なんてことは…今の時点で、真由に話せるはずがない…
ましてや理由なんて、絶対に言えない…。
「何…清春さん…?」
玄関の先で、キョトンと俺を見上げる真由があまりに純粋に見えてしまう…。
真由は…アイツの…哲也の…自分に向けられた欲望に、気が付いていないのか…?
あまりに、無防備すぎる真由…。
俺は真由を見つめて、「戸締りと防犯、しっかりね…」
真由に…昨夜見た光景…事実を話す勇気もない俺は…
その時点ではそれだけ、言うのがやっとだった…。
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