【完結・R18】鉄道の恐怖

もえこ

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清春編

目覚め

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「清春さんっ…ね、…起きて…そろそろ起きないと、会社に送れるよ…!」

「んっ … う…っ …」
肩を揺り動かされ… 目を開く。

頭上で、心配そうに…真由が俺の顔を覗き込んでいた。

「あ… あ… おはよう、…真由…」
朝か…
なんだか、寝覚めがものすごく悪い…  何か…おかしな夢を、見ていたような…


「清春さん… 大丈夫…? 二日酔いなら…頭痛薬、出そうか…?」

「あ… あ、いいよ真由…ありがとう…とりあえず支度するよ…」

俺はのっそりと起き上がり…真由にそう声をかける。

身支度を済ませてリビングへ足を踏み入れると、
珍しく真由が、朝食の準備をしてくれていて、驚く。

インスタントのスープといつものパン…それとホットコーヒーと、横にヨーグルトも添えられている。

俺にとっては十分な朝食だった。

「あ… 清春さん…本当に大丈夫…?少しでもいいからお腹に入れてね…身体きついなら会社、たまには休んでもいいんじゃない…?残業も多いし、身体壊すよ…?」

やけに、優しい真由…一体どうしたんだろうと、不思議に思う…。

「ああ…大丈夫だよ… とりあえず行ってみる…んで悪ければ早退するからさ」
俺は椅子に座り、朝食に手を付けながらそう、答える。

「そう…?」真由は珈琲カップを片手にゆっくりと首を傾げる。

確かに真由は美人だ…  
化粧をしていなくても、目がぱっちりとしていて、睫毛も長く… 鼻梁もスッとしている…。
手足も長く…胸は大きく、それでいて腰は細く… スタイルも申し分ない…。

魅力的な女であることに違いない…。

だから… なのか… ?




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