【完結・R18】鉄道の恐怖

清春編

営み

腕の中の真由を見下ろす…

頬を赤らめて、今にも泣きそうな顔をしている…。
快楽からくるものか…　それとも、寂しさからくるものか…　

最近…あまりに、家に帰らな過ぎたかもしれない…

確かに仕事は繁忙で…残業続きで…　身体もクタクタで…　
気力も体力もガタ落ちではあった…。

だが…そんな疲れの中でも…茉優子とは教室の後に、何度も食事を楽しんだ…。
家に帰ることを後回しにし、茉優子との食事を優先し…自分の欲求を満たしてしまった。

きっと真由を不安にさせたのだ…　俺は真由の今日の態度から、そう、確信した。
真由、ごめん…　
真由は俺の妻だ…　俺は夫だ…　ごめん…もう少し家に早く帰るようにする…。

そんなことを心に誓いながら、
俺はその夜、真由を何度も…　何度も、自身のいきり立つモノで狂おしく突き上げ続け…

最後、真由の、…いやぁ…だめぇ…　あ、あああんっ…という、高い声…　
瞬時に俺に襲い来る、真由の中の締め付け…

真由が、びくびくと震えながらのけ反る…　達した…ようだ…　

…　俺は…あられもない、真由の嬌声を聞きながら…

最後、やっと己の性を…　吐き出した…。

これからは…茉優子とは会う回数を、減らそう…

そう、漠然と思った、瞬間だった…。