【完結・R18】鉄道の恐怖

脅迫

男が、嫌な笑いをたたえて、私を見る。

「…やっと、目を開けましたね…答え、わからないなら、私がお教えしましょう…」

「私は…貴女を、脅してるんですよ…　あなた…人に言えないような、悪いこと…してますよね？」

「それをネタに、私は貴女を…脅しにきました…。さあ、thinkingシンキングタイムです…」

ぐにぐにと…指でその部分を更に刺激される…　あっ…あ…いや…あぁ…誰か…助けて…

周りに人が増えてきてはいたが…男の組んだ足が邪魔をして、逃げられないし…
叫びたくても、声にならない…

「私は…誰？貴女は一体何をしましたか…？」

thinkingタイム、スタート…貴女の下車駅まで…考えてみてください…もし、答えることが出来たら…私は貴女を…逃がしてあげるかも…？…しれませんよ…」

…男は…
私が、もしかしたら逃れられると密かに期待していた、いつも降りている自分の下車駅をスルーした…

私の隣にピタリと張り付いたまま…あの部分をいやらしく、まさぐっている…

…ぁあ…んっ！　…い…嫌だ…、誰か…誰か…

私は…必死に…考え始めた…
私のしている、悪いこと…って…何…


　　　　　　　それは…それは…

　　　　　　　　　きっと…