【完結】僕のしたこと

もえこ

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僕のされたこと

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みさきちゃんの一人ぼっちが続いたある日、
僕は、やっと後ろの席から、みさきちゃんに声をかけた。

「ねえね、みさきちゃん…」

「……」

あれ…返事がない。

後ろを、振り向いて僕を見てもくれない。

「ねえってば、みさきちゃん、ちょっと話したいことがあるんだけど…」

やっぱり聞こえていないのか、返事がない。

結構大きな声を出してるつもりだし…

周りの友達も僕らを見ているし…
絶対、聞こえてるんじゃないかと思うんだけど、反応してくれない。

「みさっ…」
さらに僕が、みさきちゃんに声をかけようとしたら、

ガタッ…と音を立てて、みさきちゃんは椅子から立ち上がった。
そして、そのままスタスタと…どこかへ歩いて行ってしまった。

呆然とする僕…

 僕…みさきちゃんに無視、された…みたいだ


                 つづく
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