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~杉崎~
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だが、彼女は…水無月さんは、違う…
新しい仕事も、進んで覚えようとする…
きちんとメモを取り、俺が一度教えたことを、彼女に再び聞かれたことは一度だってない。
残業を止めても、自分の能力不足だから、もう少しやりますと笑って、一向に聞かない…
少し…いや、かなり頑固で、とにかく一生懸命…
弱音を吐かずに、無理を重ねる彼女…
今思えば、俺はそんな彼女を…恐らく、好きになったのだ。
「ああっ… ん… … やぁ… は、ぁ… 」 ズズ、ズ…
彼女の腰のあたりを、再び抱え込み…
更に、中へ侵入を試みると、彼女の声が少し、大きくなった気がした…
いまだに、キツイ…
やはり、これでは…
彼女も痛みの方が勝っている可能性がある…
俺は自身を半分ほど埋め込んだまま…どこまでも大人な男を演じ、あくまで余裕なふりをしながら、彼女に背後から声をかけた。
「…水無月さん…大丈夫…痛い…?まだ、…途中、なんだけど… 」
本当は今すぐ、それを奥まで埋め込んで、欲望のままに突き上げたい……
本当は俺自身、そんな状況だった…
あまりに、締め付けがひどい…
あまりに気持ちが良すぎて…自分の意志に反して、今にも暴れ出しそうな、男の凶器…
だが、なんとか理性で、抑えていた…
彼女に、乱暴なことなど…荒々しいセックスなど、やっぱり出来ない…
紳士と…獣の間で…俺はいまだに揺れ動き…なんとか、耐えていたのに…
なのに、彼女の答えは俺の予想と違った…
あまりに、違い過ぎた…。
「大丈夫…です…全然、痛くない… ぁ、ん…もっと…奥まで、きて… 杉崎、さん… 」
「… くっ… 」
彼女の言葉に思わず、腰を引きそうになる…
ドクン… 俺のそれが、さらに質量を増す…
俺の、脆過ぎる理性は…
彼女のその…爆弾ともいえる言葉に…ただちに破壊された…。
恐らく彼女にとっては無自覚な… 爆弾、投下 …
その破壊力は、言うまでもなかった…。
新しい仕事も、進んで覚えようとする…
きちんとメモを取り、俺が一度教えたことを、彼女に再び聞かれたことは一度だってない。
残業を止めても、自分の能力不足だから、もう少しやりますと笑って、一向に聞かない…
少し…いや、かなり頑固で、とにかく一生懸命…
弱音を吐かずに、無理を重ねる彼女…
今思えば、俺はそんな彼女を…恐らく、好きになったのだ。
「ああっ… ん… … やぁ… は、ぁ… 」 ズズ、ズ…
彼女の腰のあたりを、再び抱え込み…
更に、中へ侵入を試みると、彼女の声が少し、大きくなった気がした…
いまだに、キツイ…
やはり、これでは…
彼女も痛みの方が勝っている可能性がある…
俺は自身を半分ほど埋め込んだまま…どこまでも大人な男を演じ、あくまで余裕なふりをしながら、彼女に背後から声をかけた。
「…水無月さん…大丈夫…痛い…?まだ、…途中、なんだけど… 」
本当は今すぐ、それを奥まで埋め込んで、欲望のままに突き上げたい……
本当は俺自身、そんな状況だった…
あまりに、締め付けがひどい…
あまりに気持ちが良すぎて…自分の意志に反して、今にも暴れ出しそうな、男の凶器…
だが、なんとか理性で、抑えていた…
彼女に、乱暴なことなど…荒々しいセックスなど、やっぱり出来ない…
紳士と…獣の間で…俺はいまだに揺れ動き…なんとか、耐えていたのに…
なのに、彼女の答えは俺の予想と違った…
あまりに、違い過ぎた…。
「大丈夫…です…全然、痛くない… ぁ、ん…もっと…奥まで、きて… 杉崎、さん… 」
「… くっ… 」
彼女の言葉に思わず、腰を引きそうになる…
ドクン… 俺のそれが、さらに質量を増す…
俺の、脆過ぎる理性は…
彼女のその…爆弾ともいえる言葉に…ただちに破壊された…。
恐らく彼女にとっては無自覚な… 爆弾、投下 …
その破壊力は、言うまでもなかった…。
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