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~智花~
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「… … …」
遊びなら、いいよ… ?
たった今、私の口から飛び出した言葉…
嘘… 私は何を…
彼のキスがうまくて…あまりに気持ち良くて…おかしくなったのかもしれない…
「よし!んじゃ、合意取れたってことで… 行こ…林さん…」
「え… … ?」
「何…まだ、酔ってんの…?そんな、呆けた顔して…ベッド、行こ…?」
「あ…あ…、あの…私…」
自分でいいよと答えたくせに… 私は反射的に、三橋君の腕から逃れようとする…
なんで、あんなことを言ったのか…自分がわからなくなる…
修哉さんという恋人がいるにもかかわらずだ…
「ストーップ!…駄目だよ、取り消しとか、なしだからね…?俺の、もう爆発寸前なんだから…ほら…」
「あっ…や、… 」三橋君がいきなり私の腰を引き寄せ、自分の腰を私に押し付けてくる…彼のそこが堅くなっているのがわかり、言葉を無くす…
だめだ、やっぱりこんなこと、しちゃいけない…これじゃ…瑠衣ちゃんと同じだ…
その時、気付いた…
私は瑠衣ちゃんの話を聞きながらきっと…心の奥底で、彼女を軽蔑していたのかもしれない…
セックスフレンドが複数いると堂々と話した瑠衣ちゃんの話を、大人ぶってあくまで普通に聞くふりをしながら…
内心はものすごく驚き…そんな行為ができる…そんな行為を平気でしてしまう瑠衣ちゃんを…しかも、それを堂々と他人に話す彼女を…ううん、違う…
彼女だけじゃない…
そんなことをしている世の中の男女すべてを、軽蔑していたのかもしれない…
今、私が三橋君に、イエスと答えた行為…
これから三橋君としようとしている行為は、あくまで遊びだ…
決して本気ではない…本気にはならない、遊びのセックス…
大人の…身体だけの… 割り切った関係…
でもこれのどこが…瑠衣ちゃんの言うセックスフレンドと違うのだろう… ?
全く同じだ…
しかも私は瑠衣ちゃんと違い、付き合っている彼氏…決まった相手がいる状態での行為だ…
むしろよほど罪は重いのではないか…
駄目だ… 私はどうかしていた…
「駄目…ごめん、三橋君…さっきの取り消し…私どうかして…あっ…わ!何っ…!」
私は突如、まるで小さな子供のように、三橋君に軽々と腰から抱え上げられる…
「言わんこっちゃない…だから取り消しは、認めないって…俺のこれ、どうしてくれんすか…責任取ってくださいね?」
「あ… こら、三橋君!!駄目… っ… 」
私を抱え上げたまま…ずかずかと、勝手に廊下を進む彼…
「えっと、…お、ここか… 失礼しまーす、よっこらせっと… !」
「きゃあ…!!」
ボスンと音を立てて…私はまるで荷物のようにベッドに転がされる…
「やっ…やめ…!」起き上がろうとすると、再び押し倒される…
ギシリと音を立てて、彼がベッドに上がり、私に跨ったような形で、上から見下ろす。
「一回、OKしたでしょう…?もう…逃がしませんよ…さ、始めましょっか…」
「あ… … あ… 」
彼が濡れたような瞳で私を見下ろしながら…
シュルンと音を立てて、セクシーな動きでネクタイを、外す姿を…
私は言葉少なに、見つめた…。
遊びなら、いいよ… ?
たった今、私の口から飛び出した言葉…
嘘… 私は何を…
彼のキスがうまくて…あまりに気持ち良くて…おかしくなったのかもしれない…
「よし!んじゃ、合意取れたってことで… 行こ…林さん…」
「え… … ?」
「何…まだ、酔ってんの…?そんな、呆けた顔して…ベッド、行こ…?」
「あ…あ…、あの…私…」
自分でいいよと答えたくせに… 私は反射的に、三橋君の腕から逃れようとする…
なんで、あんなことを言ったのか…自分がわからなくなる…
修哉さんという恋人がいるにもかかわらずだ…
「ストーップ!…駄目だよ、取り消しとか、なしだからね…?俺の、もう爆発寸前なんだから…ほら…」
「あっ…や、… 」三橋君がいきなり私の腰を引き寄せ、自分の腰を私に押し付けてくる…彼のそこが堅くなっているのがわかり、言葉を無くす…
だめだ、やっぱりこんなこと、しちゃいけない…これじゃ…瑠衣ちゃんと同じだ…
その時、気付いた…
私は瑠衣ちゃんの話を聞きながらきっと…心の奥底で、彼女を軽蔑していたのかもしれない…
セックスフレンドが複数いると堂々と話した瑠衣ちゃんの話を、大人ぶってあくまで普通に聞くふりをしながら…
内心はものすごく驚き…そんな行為ができる…そんな行為を平気でしてしまう瑠衣ちゃんを…しかも、それを堂々と他人に話す彼女を…ううん、違う…
彼女だけじゃない…
そんなことをしている世の中の男女すべてを、軽蔑していたのかもしれない…
今、私が三橋君に、イエスと答えた行為…
これから三橋君としようとしている行為は、あくまで遊びだ…
決して本気ではない…本気にはならない、遊びのセックス…
大人の…身体だけの… 割り切った関係…
でもこれのどこが…瑠衣ちゃんの言うセックスフレンドと違うのだろう… ?
全く同じだ…
しかも私は瑠衣ちゃんと違い、付き合っている彼氏…決まった相手がいる状態での行為だ…
むしろよほど罪は重いのではないか…
駄目だ… 私はどうかしていた…
「駄目…ごめん、三橋君…さっきの取り消し…私どうかして…あっ…わ!何っ…!」
私は突如、まるで小さな子供のように、三橋君に軽々と腰から抱え上げられる…
「言わんこっちゃない…だから取り消しは、認めないって…俺のこれ、どうしてくれんすか…責任取ってくださいね?」
「あ… こら、三橋君!!駄目… っ… 」
私を抱え上げたまま…ずかずかと、勝手に廊下を進む彼…
「えっと、…お、ここか… 失礼しまーす、よっこらせっと… !」
「きゃあ…!!」
ボスンと音を立てて…私はまるで荷物のようにベッドに転がされる…
「やっ…やめ…!」起き上がろうとすると、再び押し倒される…
ギシリと音を立てて、彼がベッドに上がり、私に跨ったような形で、上から見下ろす。
「一回、OKしたでしょう…?もう…逃がしませんよ…さ、始めましょっか…」
「あ… … あ… 」
彼が濡れたような瞳で私を見下ろしながら…
シュルンと音を立てて、セクシーな動きでネクタイを、外す姿を…
私は言葉少なに、見つめた…。
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