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~拓海~
有罪
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「うふふふ…おっ邪魔っ、しまーーすっ…」
瑠衣はフラフラとよろめきながらも俺の部屋に足を踏み入れ、さっと周りを見渡す…。
「…ふむ…! 瑠衣以外の女の影、なし…!!
よろしい…ふふふふっ… ああ…ちょっと、、さすがに…飲みすぎちゃったかも…くらくらーする~…ん」
ボスン…
瑠衣はそう言って、勝手に俺のベッドに仰向けに倒れ込む。
そして、ついさっき俺がしていたように、天井を見上げて、ぼそりと呟く…。
「あー … …拓海くーーん…
もうさ~…こんなご近所さんなんだからさ~
いっそのこと本当に、一緒に住んじゃおうよう… !
わたし、ご飯もチャチャっと二人分作っちゃうし、光熱費だって半分こできるし~
絶対、二人で住んじゃった方が経済的だよ~… 」
また…、言ってる…
瑠衣はベロベロに酔った時だけ、限定で…
シラフの時は絶対に口にしないようなことを平気で口にする…
ひょっとすると、実はこれが瑠衣の本心なのかもしれないと思ったりもするが、
もちろん俺は瑠衣のこの類の申し出をいつも一蹴する…。
彼女でもないのに、女の子と一緒に住む…
つまり同棲するなんて、そんなこと…
彼女持ちの俺がしていいわけが、ない…。
…っていうかまあ、そもそも…
彼女でもない女をこうやって夜に家にあげている時点で、俺は十分有罪なのだろうが…
ずるい俺はそこだけ、見ないふりをし続けている…。
瑠衣はフラフラとよろめきながらも俺の部屋に足を踏み入れ、さっと周りを見渡す…。
「…ふむ…! 瑠衣以外の女の影、なし…!!
よろしい…ふふふふっ… ああ…ちょっと、、さすがに…飲みすぎちゃったかも…くらくらーする~…ん」
ボスン…
瑠衣はそう言って、勝手に俺のベッドに仰向けに倒れ込む。
そして、ついさっき俺がしていたように、天井を見上げて、ぼそりと呟く…。
「あー … …拓海くーーん…
もうさ~…こんなご近所さんなんだからさ~
いっそのこと本当に、一緒に住んじゃおうよう… !
わたし、ご飯もチャチャっと二人分作っちゃうし、光熱費だって半分こできるし~
絶対、二人で住んじゃった方が経済的だよ~… 」
また…、言ってる…
瑠衣はベロベロに酔った時だけ、限定で…
シラフの時は絶対に口にしないようなことを平気で口にする…
ひょっとすると、実はこれが瑠衣の本心なのかもしれないと思ったりもするが、
もちろん俺は瑠衣のこの類の申し出をいつも一蹴する…。
彼女でもないのに、女の子と一緒に住む…
つまり同棲するなんて、そんなこと…
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…っていうかまあ、そもそも…
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ずるい俺はそこだけ、見ないふりをし続けている…。
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