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〜二人〜
情熱
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眉間にしわを寄せ…苦しそうに…それでいて、恐ろしいほどの男の色香を漂わせながら私を見下ろす…。
私はドキリとする…
杉崎さんのこんな表情…ベッドの上での杉崎さん…今だけ…今は、私だけが…
…最高に、綺麗で…男らしくて素敵な杉崎さん…
逞しい肩…色気のある白い首筋…鎖骨…
胸板、私と繋がっている部分にかけてのうっすらと割れた腹筋…杉崎さんの裸…全てが、目に入る…
男の色気が全身から…溢れ出している…。
やはりまだ…信じられない…自分で選択したとはいえ、この状況が、いまだに嘘みたいで…
「… 動いて… いい… かな……? もう、…限界… 」
杉崎さんが…限界、…と口にしたのはこれで何度目だろうか…。
私がいつも煮え切らない態度だから…きっとずっとセーブしながらこんな風に優しく…進めてくれているに違いない…。
私は真っすぐに杉崎さんを見つめる。
「はい… 大丈夫…ですから…杉崎さんのしたいように‥して… 下さ っ…あっ…!! …ん…!」
私の中の杉崎さんが…少し大きくなった…気がした…それか、…わざと…動か…された…?
私は刺激にビクンと身体を震わせ…驚きで杉崎さんを見つめる…。
「…水無月さん… 俺の好きにしていいって、今、言った…?」
真顔で聞いてくる杉崎さん…眼鏡の奥の綺麗な目が…ゆらゆらと揺れている…。
もう…目を合わせていられない…私は横に顔を逸らし、
「…はい… してください… そう、されたい…ん、です」
これは私の本心…もう、何をされたっていい…
杉崎さんの欲望を…知りたい…全部、受け止めてみたい…
心から、そう思った…。
「… そうか… じゃ…、ごめんね…苦しかったら、言って…」
杉崎さんに前置きのように謝られた直後、
ズン…と、
強めに…身体の奥底を…突かれた…。
「ああっ…!! は… ん」
私は重い衝撃にのけ反る…
凄く…重たい一突き…に、驚く…。
杉崎さんは私の腰を両手で抱え直し、さらに身体を密着させる…
深く…奥まで、突き刺さる感覚…
ああ… 杉崎さんが… 私の中に、いる…
そこからの杉崎さんは… 性急で… …明らかに普段の…杉崎さんと違った…
いつもの…優しい紳士じゃない…
そこにいたのは、
一人の…情熱的な男…
猛々しい…雄 だった…
私はドキリとする…
杉崎さんのこんな表情…ベッドの上での杉崎さん…今だけ…今は、私だけが…
…最高に、綺麗で…男らしくて素敵な杉崎さん…
逞しい肩…色気のある白い首筋…鎖骨…
胸板、私と繋がっている部分にかけてのうっすらと割れた腹筋…杉崎さんの裸…全てが、目に入る…
男の色気が全身から…溢れ出している…。
やはりまだ…信じられない…自分で選択したとはいえ、この状況が、いまだに嘘みたいで…
「… 動いて… いい… かな……? もう、…限界… 」
杉崎さんが…限界、…と口にしたのはこれで何度目だろうか…。
私がいつも煮え切らない態度だから…きっとずっとセーブしながらこんな風に優しく…進めてくれているに違いない…。
私は真っすぐに杉崎さんを見つめる。
「はい… 大丈夫…ですから…杉崎さんのしたいように‥して… 下さ っ…あっ…!! …ん…!」
私の中の杉崎さんが…少し大きくなった…気がした…それか、…わざと…動か…された…?
私は刺激にビクンと身体を震わせ…驚きで杉崎さんを見つめる…。
「…水無月さん… 俺の好きにしていいって、今、言った…?」
真顔で聞いてくる杉崎さん…眼鏡の奥の綺麗な目が…ゆらゆらと揺れている…。
もう…目を合わせていられない…私は横に顔を逸らし、
「…はい… してください… そう、されたい…ん、です」
これは私の本心…もう、何をされたっていい…
杉崎さんの欲望を…知りたい…全部、受け止めてみたい…
心から、そう思った…。
「… そうか… じゃ…、ごめんね…苦しかったら、言って…」
杉崎さんに前置きのように謝られた直後、
ズン…と、
強めに…身体の奥底を…突かれた…。
「ああっ…!! は… ん」
私は重い衝撃にのけ反る…
凄く…重たい一突き…に、驚く…。
杉崎さんは私の腰を両手で抱え直し、さらに身体を密着させる…
深く…奥まで、突き刺さる感覚…
ああ… 杉崎さんが… 私の中に、いる…
そこからの杉崎さんは… 性急で… …明らかに普段の…杉崎さんと違った…
いつもの…優しい紳士じゃない…
そこにいたのは、
一人の…情熱的な男…
猛々しい…雄 だった…
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