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〜2人の距離〜

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さらに下着の部分に両手を持っていき、そこを隠す。とても、このまま全てをさらけ出すのは無理だ…恥ずかしくて逃げ出したくなる…。

「…可愛い…」杉崎さんが私の手をゆっくりと退かし…そこに布地の上からそっと触れる…。

「やっ…」彼の指が触れた感触に、ビクンと…電流が流れたように反射的に跳ね上がる私の身体…。

杉崎さんの指が…布地の隙間から中へ侵入しようと動く…すぐに手で、押さえつけて制止する…。

「や…やだっ…杉崎さん…、それ…それ以上は、嫌…です…やめて…ダメっ…」

今日…一日外にいて…シャワーだって浴びていないのに…汗とか…匂いとか… 
…色々なことが気になってしまい、そのまま触れられるのには、さすがに抵抗があった…。

つい、ここまではっきりとは抵抗できずに、流されてきたが…
これ以上は無理だ…このまま続きを…だなんて、とても精神的に普通でいられない…

「ごめんなさい…これ以上は…無理…です…やめて…お願い…。杉崎さん、私珈琲…飲みた…っ…んん…」

突然、言葉を飲みこまれるように情熱的に唇を塞がれる…「んんっ…」… 

舌が口内を何度も行き来しながら…息もできぬほど隙間なく唇を押し付けられ…もう、何も考えられなくなる…

気付けば…杉崎さんの指が驚くほど強引に、下着の中へ滑り込んでいた…。 

「んんっ…!?」骨ばった指が…初めて私のそこの茂みに触れ…優しく表面を撫でるようにしながら…
そのままさらに奥へ…私の敏感な部分を目指して突き進んでいく…

「んんんっ…」
キスをされながらも、私の両手は頭上でいとも簡単に杉崎さんに押さえつけられていて…女の力ではもう、止めることもできない…。

ああ…いや… 私、このままどうなってしまうの…

戸惑いながら悶えていると、やっと杉崎さんの唇が離れる…

「ごめんね…乱暴なことして…。でも…無理、止められない…可愛い君のこんな姿を前にして…お預けなんてできない…。触らせて…少しだけ…水無月さん…濡れてるみたいだし、そんなに、痛くないと思う…いや、絶対に痛くしないから…水無月さんに、気持ち良くなって欲しい…」

濡れている…だなんて…でも、きっと、そうに違いないけど…やだ…そんなことを言われるともう、恥ずかしくて、杉崎さんの顔をまともに見ることもできない…。

その瞬間、杉崎さんの長い指が…私の…女の…最も敏感な部分…の表面をぐっと押さえつける。

「やぁっ… ん…あ…」は…あ…  無理…この感触… 身体の内部に、走るような刺激… 
ああ…駄目…。

その後私は…彼の指で…恥ずかしいほどに執拗に、せめられ続け…

     淫らな声を…上げ続けた… 



 





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