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大作戦
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馬車が城に着く。
そこに真っ先に現れたのが…執事のハンス…だった…。
ウェンリーとか家のこととか、色々あり過ぎて、すっかり頭の隅にその存在を押いやっていた男…。
ウェンリーと張るくらいのレベルの、美貌…。
浅黒い肌色のウェンリーと違って、透けるような色白の肌をしたハンス…
やっぱり系統としては、俺…リンスに似ている肌色の男だ。
物語とかに出てくる、ザ・王子…の、王道を行くのがこの男…。
そして、俺の…ファーストキスを奪い、胸を…揉みしだいた男…
「ようこそいらっしゃました。リンスお嬢様…。」ハンスが微笑む。
「はい…こんにちは…」
そう、なんとか返事をするものの、ハンスの顔をまともに見ることが出来ない。
もう、既にウェンリーに聞かれるまま…
ハンスにされたことを細かく報告してしまった…
ウェンリーはハンスのことを良く思っていないかもしれない…。
その後、二人がそのことについて話をしたかもわからない状況で…。
色々な感情がないまぜになり、普通に接すること自体難しいと感じたのに
ハンスはいたって普通で…
「お嬢様、ウェンリー様が部屋でお待ちです…ごゆっくりどうぞ。」
そう言って私を部屋へ促す。
「あ…ありがとう、ハンス。」
ウェンリーの部屋のドアへ俺が手をかけようとした瞬間、ハンスが耳元で囁く。
「言っておきますが…私は貴女を諦めていませんよ…?では、失礼…」
「…!?…」
ハンスはそう言って、俺の反応を待たずにスタスタと廊下を歩いて行ってしまった…。
「はあぁ…」無理だよ…キャパオーバー…
もう…既に、ウェンリーのことだけで頭がいっぱいな俺は、
ため息をつきながら、部屋のドアをノックした。
コンコン‥ …
「はい…お入りなさい、リンスお嬢様…」部屋の中から、少し低い奴の声。
「失礼します…」
この機会に、めっちゃくちゃに、嫌われてやる…
俺はドアを開け、遂にウェンリーの部屋へ入室した。
そこに真っ先に現れたのが…執事のハンス…だった…。
ウェンリーとか家のこととか、色々あり過ぎて、すっかり頭の隅にその存在を押いやっていた男…。
ウェンリーと張るくらいのレベルの、美貌…。
浅黒い肌色のウェンリーと違って、透けるような色白の肌をしたハンス…
やっぱり系統としては、俺…リンスに似ている肌色の男だ。
物語とかに出てくる、ザ・王子…の、王道を行くのがこの男…。
そして、俺の…ファーストキスを奪い、胸を…揉みしだいた男…
「ようこそいらっしゃました。リンスお嬢様…。」ハンスが微笑む。
「はい…こんにちは…」
そう、なんとか返事をするものの、ハンスの顔をまともに見ることが出来ない。
もう、既にウェンリーに聞かれるまま…
ハンスにされたことを細かく報告してしまった…
ウェンリーはハンスのことを良く思っていないかもしれない…。
その後、二人がそのことについて話をしたかもわからない状況で…。
色々な感情がないまぜになり、普通に接すること自体難しいと感じたのに
ハンスはいたって普通で…
「お嬢様、ウェンリー様が部屋でお待ちです…ごゆっくりどうぞ。」
そう言って私を部屋へ促す。
「あ…ありがとう、ハンス。」
ウェンリーの部屋のドアへ俺が手をかけようとした瞬間、ハンスが耳元で囁く。
「言っておきますが…私は貴女を諦めていませんよ…?では、失礼…」
「…!?…」
ハンスはそう言って、俺の反応を待たずにスタスタと廊下を歩いて行ってしまった…。
「はあぁ…」無理だよ…キャパオーバー…
もう…既に、ウェンリーのことだけで頭がいっぱいな俺は、
ため息をつきながら、部屋のドアをノックした。
コンコン‥ …
「はい…お入りなさい、リンスお嬢様…」部屋の中から、少し低い奴の声。
「失礼します…」
この機会に、めっちゃくちゃに、嫌われてやる…
俺はドアを開け、遂にウェンリーの部屋へ入室した。
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