上 下
100 / 189
続き?

しおりを挟む
「あのね…真中君、俺、部屋で待っててって言ったよね?髪、乾かして待っててって… なのになんでここに、いるのかな?」
俺の問いに、にっこり微笑む真中。
なぜ、笑う…?

「俺、ここには入っていいって一言も言ってないけど…?
一応ほら、プライバシーってあるだろう…?
はい、とにかくこれ、着替え…とにかくこれに着替えてリビングで待ってて、今からすぐ君の寝る布団、準備するから…。」

「新名さんは、風呂、まだ入んないですか…?」
着替えを受け取り、俺を見下ろす真中。
「あ…、俺…?俺は君の寝た後に、ゆっくり後で入るよ…俺のことは気にしないでいいから、君はリビングにいて…」

正直、この男を部屋に残してシャワ―なんて浴びたくない…
実は内心そう、思っていた…
裸…無防備な姿で、風呂場に数分でもいるなんて…
今までの経験から、なんか、危険な気がして…。

「そうなんですか…じゃあ今、入んなくていいんですね?いや俺は、全然いいんですけど、むしろ好都合… 俺、新名さんの匂い好きだし。」

「… … …?  は、… … ?? 」

今この男は… なんと、おっしゃい、ました… でしょうか… 

「うっ…わ!っ……!?」

俺は瞬く間に、すぐ横にあるベッドに押し倒されていた…

        え… ?







しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

青年は淫らな儀式の場に連行される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

処理中です...