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初耳
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「そ…そう、なのか…ごめん…宮城か宮崎かどちらかだって…思ってて… ごめん、宮崎、なんだな…今後は気を付ける…それで…なんだよ…夏木と不倫した俺を恨んでのことじゃ、ないのか…写真とか、脅迫めいた手紙も…」
俺は男を見上げて、思ったことをそのまま口にした。
「違います。久我主任…いつ…誰が、夏木さんを好きだと言いました…?」
「や… その、そりゃ君から直接は聞いていないけど、推測だ、あくまで…だって、だからこそ…」
「俺は、あんたのことが好き…なんだよ…」いきなり、言葉を被せられる…。
す、 き … ?
「おま… な、…何、言って… 」
頭が回らない…
な、んだ … この展開…
嘘… だ… 悪い冗談、だな…
「好きだ…俺が欲しいのは、主任…ずっと前から、あなただけです。今日ここで、抱かせてください…そしたら不倫の事実は黙っておきます…拒否るとか…少しでも抵抗するなら、全て暴露します。もしも年若い部下との不倫がばれたら…会社でのあなたの立場…一体どうなるんでしょう…下手したら、クビかも、ですね…」
抱かせろ… ?
今、宮城… いや、宮崎君はそう、言いましたか…?いや…まさか、ね…
「 じょ… じょ… 冗談… 」
「…冗談…な、もんか…あなたを様々な角度から写した写真…いい顔が映った写真を金払って、やっと手にして…あなたのその服の下の、裸…想像して、俺が何度…自分を慰めたか…」
「へ… ? ?」
へ~~ 初耳 … って、今のは、空耳だな… うん、絶対…
「とにかく最初は写真だけで我慢していたんです…それでなんとか欲望を抑えられるって思ってた…だが、徐々に…我慢が、効かなくなりました。」
恍惚とした表情で俺を見下ろしながら話している最中…
奴の手が…俺の身体を這いまわっていることに…
遅ればせながら気付く。
俺は男を見上げて、思ったことをそのまま口にした。
「違います。久我主任…いつ…誰が、夏木さんを好きだと言いました…?」
「や… その、そりゃ君から直接は聞いていないけど、推測だ、あくまで…だって、だからこそ…」
「俺は、あんたのことが好き…なんだよ…」いきなり、言葉を被せられる…。
す、 き … ?
「おま… な、…何、言って… 」
頭が回らない…
な、んだ … この展開…
嘘… だ… 悪い冗談、だな…
「好きだ…俺が欲しいのは、主任…ずっと前から、あなただけです。今日ここで、抱かせてください…そしたら不倫の事実は黙っておきます…拒否るとか…少しでも抵抗するなら、全て暴露します。もしも年若い部下との不倫がばれたら…会社でのあなたの立場…一体どうなるんでしょう…下手したら、クビかも、ですね…」
抱かせろ… ?
今、宮城… いや、宮崎君はそう、言いましたか…?いや…まさか、ね…
「 じょ… じょ… 冗談… 」
「…冗談…な、もんか…あなたを様々な角度から写した写真…いい顔が映った写真を金払って、やっと手にして…あなたのその服の下の、裸…想像して、俺が何度…自分を慰めたか…」
「へ… ? ?」
へ~~ 初耳 … って、今のは、空耳だな… うん、絶対…
「とにかく最初は写真だけで我慢していたんです…それでなんとか欲望を抑えられるって思ってた…だが、徐々に…我慢が、効かなくなりました。」
恍惚とした表情で俺を見下ろしながら話している最中…
奴の手が…俺の身体を這いまわっていることに…
遅ればせながら気付く。
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