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蜘蛛さんの話
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昔おばあちゃんの家に行った時の話。
まだ小学生くらいだった僕はおばあちゃん家がお化けがでる怖い所って思ってた。
おばあちゃんやおじいちゃんがいるけどそれでも怖いところって。
ひいひいおばあちゃんやひいひいおじいちゃんの幽霊が出るって思ってた。
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは長い間この家に住んでるから気が付かないんだろうけど、多分僕が来た時には幽霊たちが集まって僕を出迎えてくれてると思ってた。
そんなことを思っていた僕は、いつも通り冬休みになってもうすぐ年明けるくらいの日におばあちゃん家に来ていた。
だいたい夜寝たあとに途中でトイレに行きたくて起きてしまったため、よく二階のお布団のお部屋からちゃんと自分の足で歩いて一階のトイレに行ったものよ。
電気つけるとみんなが起きちゃうかもって思って、廊下の電気以外は消したままにしてた。
もちろんお部屋の中は真っ暗だから怖くてたまらなかった。
その日もとりあえずドアをガラガラって開けて廊下に出て廊下の電気をつけた。
廊下の電気っていうか階段の電気だけど。
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんを起こさないようにゆっくり音を立てないように階段を下りたものよ。
とりあえず1階に着いたら左に曲がって電気のない廊下をゆっくり歩く。
木造のためどこ歩いても基本ミシッて音がするの。
めちゃくちゃ怖がりながらトイレに着いた僕は周りを確認してからトイレの電気をつける。
めっちゃ怖いなぁって思いながらトイレのドアを開けて便座の蓋を開けると目が合ったの。
割と大きめの蜘蛛さんと。
思わずお辞儀したよね。
怖すぎて。
とりあえず用を足すことにした。
その間ずっと蜘蛛さんに見られてた。
多分この蜘蛛さんは僕のストーカーさんの使い魔だろうって思ってたからすごく恥ずかしがりながら用を足した。
そして、終わったので流そうとするとさらに強い眼力で僕を見てくる蜘蛛さん。
怖いのでとりあえす手を洗って出ようと思ったけど怖くなったのでダッシュで逃げた。
電気消してダッシュで階段上がった。
もう足音気にするのもやめて。
お布団のところに戻るとテレビを見ていたママがどうかしたの?って言ってきたから大きい蜘蛛さんがいたの!って言ったんだけど。
このお家は古いからそのくらい普通よって言われた。
あのデカさはあれ以来1度もどこでも見かけてないなら僕の幻想だったのかもしれない。
また会えたら今度はちゃんと挨拶させてね、蜘蛛さん。
まだ小学生くらいだった僕はおばあちゃん家がお化けがでる怖い所って思ってた。
おばあちゃんやおじいちゃんがいるけどそれでも怖いところって。
ひいひいおばあちゃんやひいひいおじいちゃんの幽霊が出るって思ってた。
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは長い間この家に住んでるから気が付かないんだろうけど、多分僕が来た時には幽霊たちが集まって僕を出迎えてくれてると思ってた。
そんなことを思っていた僕は、いつも通り冬休みになってもうすぐ年明けるくらいの日におばあちゃん家に来ていた。
だいたい夜寝たあとに途中でトイレに行きたくて起きてしまったため、よく二階のお布団のお部屋からちゃんと自分の足で歩いて一階のトイレに行ったものよ。
電気つけるとみんなが起きちゃうかもって思って、廊下の電気以外は消したままにしてた。
もちろんお部屋の中は真っ暗だから怖くてたまらなかった。
その日もとりあえずドアをガラガラって開けて廊下に出て廊下の電気をつけた。
廊下の電気っていうか階段の電気だけど。
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんを起こさないようにゆっくり音を立てないように階段を下りたものよ。
とりあえず1階に着いたら左に曲がって電気のない廊下をゆっくり歩く。
木造のためどこ歩いても基本ミシッて音がするの。
めちゃくちゃ怖がりながらトイレに着いた僕は周りを確認してからトイレの電気をつける。
めっちゃ怖いなぁって思いながらトイレのドアを開けて便座の蓋を開けると目が合ったの。
割と大きめの蜘蛛さんと。
思わずお辞儀したよね。
怖すぎて。
とりあえず用を足すことにした。
その間ずっと蜘蛛さんに見られてた。
多分この蜘蛛さんは僕のストーカーさんの使い魔だろうって思ってたからすごく恥ずかしがりながら用を足した。
そして、終わったので流そうとするとさらに強い眼力で僕を見てくる蜘蛛さん。
怖いのでとりあえす手を洗って出ようと思ったけど怖くなったのでダッシュで逃げた。
電気消してダッシュで階段上がった。
もう足音気にするのもやめて。
お布団のところに戻るとテレビを見ていたママがどうかしたの?って言ってきたから大きい蜘蛛さんがいたの!って言ったんだけど。
このお家は古いからそのくらい普通よって言われた。
あのデカさはあれ以来1度もどこでも見かけてないなら僕の幻想だったのかもしれない。
また会えたら今度はちゃんと挨拶させてね、蜘蛛さん。
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