【おさわり版】本当にあった異世界転生

【異世界転生について本気出して考えてみた】
犬も歩けば探偵に当たる。あっちを向いてもこっちを向いても探偵がいる。そんな世界であたりまえに暮らしていたシェリン・フォードはある日、違和感を覚えた。事件を解決したあとの事をなにも思い出せなかったのだ。犯人を名指しで暴き、自供が始まったのに。なぜ? 薄れゆくわずかな記憶にのこるは友の亡き骸。その友がいま、犯人として名乗りをあげていた。やはり思い出せない。それもそのはずだった。なぜなら被害者はシェリン、その人なのだから。
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