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第25章 迷える力、迷わぬ力
第25章-登場人物【挿絵】
しおりを挟む・ミコト
25歳。十常侍ヤノ家の一門で、王国内の政変後はロンバルディア教国へ亡命する。
母が術者の末裔であったが、ミコトは導きを受けられぬままに母を亡くす。
教国のクイーン・エスメラルダにサミュエルを託され、ともに力の継承を目指す。
・サミュエル・ドゥシャン
25歳。光の力を持つ盲人の術者。
スミンに闇の術を施され、教国のクイーン・エスメラルダ暗殺に利用される。
術者レティによって闇から解放され、ミコトの勧めで力の継承を目指す。
・ミョウコウ
ヒュウガ流忍者で、聴覚を失っている。
頭領ミナヅキの命でミコト一行に従う。
・アオバ
26歳。ミコトに仕える侍女で、ヒュウガ流忍者の頭領ミナヅキの娘。
ミコトとサミュエルを、故郷であるアマギの里へと導く。
因縁のある父ミナヅキを討ち、里を脱出してミコトらと合流する。
・サギリ
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・ミハイル
ポリャールヌイ地方にある集落キツァの長老。
・アリサ
16歳。ミハイルの孫娘。
・スミン
25歳。闇の力を持つ術者で、「傾国の美女」と呼ばれる王国の支配者。
その美貌と色香で、男は誰しも骨抜きにされる絶世の美女。
サミュエルを闇の術で惑わし、教国女王エスメラルダの暗殺に利用した。
・トクト
オユトルゴイ王国の御林軍(近衛軍)を指揮する将軍。
・ウー・ムォ
オユトルゴイ王国の御史で、宦官。
皇妃スミンに取り入ることで権勢を誇っている。
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