ミネルヴァ大陸戦記

一条 千種

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第13章 光と闇

第13章-登場人物

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【ロンバルディア教国】

・クイーン・エスメラルダ
27歳。ロンバルディア教国第66代女王。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
オクシアナ合衆国からの要請に応じ、スンダルバンス同盟の紛争に介入を決定する。

・サミュエル・ドゥシャン
24歳。光の力を持つ術者。
クイーン・エスメラルダの主治医となり、同盟領への遠征軍にも同行する。
闇の術者の噂を確かめるため、オユトルゴイ王国の都トゥムルへ向かう。

・エミリア・マルティーニ宮廷顧問官
31歳。クイーン・エスメラルダが王女として王宮入りした頃からの無二の側近。
クイーンにとっては自らの半身も同然の股肱ここうの補佐役。
クイーン・エスメラルダの危機を幾度も救い、忠義を尽くす。

・王立陸軍最高幕僚長代理ジェレミー・ラマルク将軍
クイーン・エスメラルダ不在のロンバルディア教国軍留守部隊を束ねる老将。
内戦ののち一度は身を引くが、クイーン・エスメラルダの願いにより復帰する。
豊富な経験と冷静な判断力を持ち、名将のなかの名将と称される。

・第一師団長ラファエル・デュラン将軍
44歳。攻守と知勇のバランスがとれた良将。
大義を信奉し、忠誠心に富む。
クイーン・エスメラルダの即位後はレガリア帝国国境のカスティーリャ要塞を守る。

・突撃旅団長リアム・コクトー将軍
40歳。出身の村の名前をとって、「パミエの虎」の異名を持つ。
超重量の大斧だいふを操る教国軍随一の猛将。
かつてラマルク将軍の子飼いの部下でもあった。

・ヴァイオレット
通称レティ。デュッセルドルフで敗戦し逃走の身となったヴァネッサを救った。
氷の術者として、救世主である光の術者を追い求める。
氷晶のお告げに従い、ロンバルディア教国の国都アルジャントゥイユへと赴く。



【レガリア帝国】

・シュトラウス国防軍上級大将
レガリア帝国国防軍最高司令部副総長。
キティホークの敗北及びカスティーリャ要塞からの撤退後、前線の総指揮に乗り出す。

・マルティン・ゴルトシュミット国防軍大将
レガリア帝国国防軍第一軍集団司令官。
第一軍から第三軍までを配下に持つ。

・レーウ国防軍大将
レガリア帝国国防軍第二軍集団司令官。
第四軍から第八軍までを配下に持つ。
前線の経験は皆無に等しく、キティホークの会戦で教国軍に大敗する。



【オユトルゴイ王国】

・スミン
24歳。闇の力を持つ術者。
その美貌と色香で、男は誰しも骨抜きにされる絶世の美女。
「傾国の美女」と称され、王国の事実上の支配者として君臨する。
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