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1章ラギルダンジョン編
パトク
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目を覚ますと布団の中にいた。
「う、うぅん…ここは?確か俺は神殿にいて…確か…うっ!」
その時のことをはっきりと思い出した俺は吐き気に襲われた。
「はぁ、はぁ思い出した。思い出したくはなかったけれどな。」
おそらくあの後おれは気を失ってここに連れてこられたのであろう。なら、ここはどこだ?高級そうなホテルな感じがする。城の一室であろうか?それともさっきまでのことは夢で…
「お目覚めになりましたか?」
「うぉっ! だ、誰?」
余計なことを考えていると後ろから女性に話しかけられた。今までこの部屋にいることすら気が付かなかったので、変な声が出てしまった…
「おはようございます。私はラクル王に仕えるメイドです。今は司馬様の専属メイドとして働くよう命じられています。」
そ、そういえばそんなことを城で話していたな…ステータスのことで全てを忘れていた。それよりやっぱり夢や俺の妄想ってことではなかったんだな。夢や妄想なら良かったのに。
「あ、あぁよろしく。俺は司馬太一だ。君の名前は?」
「はい。私の名前はリズと申します。身の回りの世話をさせていただきます。これからよろしくお願い致します。」
そういうと端正な顔で茶髪を頭でくくっているリズは俺にお辞儀をした。
「早速なんだけどリズ、俺が気を失ったあとの出来事を知ってるなら教えてくれない?」
「はい。司馬様を気を失ったあと近くにいた兵士たちによって、ラクル城の一室であるこの部屋に運び込まれました。気を失ってから2時間は寝ておられました。司馬様が退出されたあと神殿では職業と属性、スキル等ステータスに関するご説明が行われました…」
そこからの説明をまとめるとまず、職業についてだ。
職業とはこの世界に生を受けた時に神様から授からものらしい。職業はかなりの数があり、一人1つの職業を貰うとその職業は変えることが出来ない。つまり人生がその職業に沿って決まると言っても過言ではない。まぁ、簡単にまとめてしまうと"才能"だな。
職業が「無」というのは今まで聞いたことがないそうだ。おそらく歴史上初めての職業でなにも才能がないのでは?との事だ。
泣きそう…
次に属性。
この世界には魔法というものが存在する。魔法の使い方や魔法に関することは明日の訓練で教わるそうだ。
魔法は10個の属性に分けることが出来るそうだ。これは基本属性と言われている。
火 土 水 風 雷 光 闇 回復 無
この10種類に分けられる。光、闇、回復は中でも珍しいそうだ。
魔法は自分の持っている属性でしか使えないらしい。ただし例外として無属性だけは誰でも使えるそうだ。基本的に無属性というのは9種類の魔法以外のことを言うのだとか。例として、身体強化などが挙げられた。
俺は誰でも使える無属性のみ使える。あれ?視界がぼやけてきた…
ちなみユニーク属性と言うものがあるらしい。というかこれは眉唾だって言われてるみたいだけど…基本属性以外の属性らしい。とても強力で現代では確認することができていないんだって。でも初代勇者はユニーク属性だっと言われている。
次にスキル。
これは職業に由来するのだとか。つまりこれも才能じゃないか!と思っていたがそうでもなくスキルは派生したり、努力すればそのスキルを取得できるらしい。全てのスキルが努力で手に入るわけではない上にスキルを取得するには長年の厳しい努力が必要だから、根気強く頑張らないといけない。それでもこの世界の人は多くて3個ぐらいらしい。
あいつら…すごい数持ってたよな…俺2つしかないのに…そんなことを思っていると頬に水が滴っているのを感じた。どうやらこの部屋だけ雨が降っているらしい。
スキルは主に2つに分類できるだと。
1 常時発動型
これは常に発揮しているタイプのスキルだ。例を挙げるなら耐性系、上昇系、勇者の成長促進など
2 パッシブ型
自分から条件を満たすことで発動するタイプのスキル。例えば限界突破ならスキル名を言うだけでステータスが何倍にもなるんだって。まぁ、代償はあるんだろうけど。他にも魔力や、体力を使ったりするタイプのものもあるんだとか。
俺の鑑定はパッシブ型でスキル名を言うと人や物の情報が見れたりする。人ならステータスとスキルの説明が、物ならその物の使い方や、情報が見える。
まぁ、鑑定は便利なのでこれだけは運が良かった。
最後にレベルについて。これは魔物や動物を倒すことで手に入るらしい。簡単に言うと経験値。訓練でも手に入るらしいがすごく少なくので、魔物や動物を倒すのだ。レベルが上がるとステータスが上昇するらしい。
これを語り終わったあと締めくくりにリズはこういった
「あぁ、ちなみにですが司馬様のステータスの数値はレベルを除いてこの世界の一般男性のステータスとほぼ同じぐらいだと思います。」
これを聞いてまた気を失ってしまった。
と言っても今回は3分ぐらい。リズが起こしてくれた。
「リズ、お願いがあるんだけど」
「なんでしょうか?」
「この城に本ってある?とくに歴史とかに関する」
「ございます。帝国中の本が集められている部屋がありますが、許可が必要です。許可をとって参りましょうか?」
「よろしく頼むよ 」
そういうとリズは許可を取ってくれた。あんまり考え事をしたくなかったので、すぐに向かった。
とりあえずこの世界に関する本を、片っ端から集め自分の部屋に持ってきた。もちろん許可は貰っている。
「リズ、ご飯の予定はどうなっている?」
「この後、御使い様方で会食する予定になっています。」
「まだ、気絶しているということにしてご飯をこっちに持ってきてくれる?おれはこの部屋で本を読んでいるから。」
「かしこまりました。」
そこからは集中して本を読んでいた。
そうして色々なことを知った。
まずこの世界はパトグという。そして帝国以外にもレルス王国、ヒガル神聖国がある。1番左にヒガル神聖国、真ん中にレルス王国、1番右にラクル帝国がある。ラクル帝国より右は魔人領となる。人間と魔人は長年対立しているんだと。魔人は魔物と違い知性がある。
近年は人間が勝っていたのだが、今は状況が変わった。魔王が復活し始めたというのだ。そもそも魔王とは何なのか?ということは分からなかったが、魔王は魔人、魔物に尊敬され、魔人と魔物の力を強くすることが出来るんだと。魔王自体も最強で、この世界の人間が勝つことは不可能に近い。なので人間はゼヘム様に救済を求め、別世界にいる「勇者」を召喚したのだ。
こちらの世界に渡る際に強力な力を経るんだと。
俺には全くなかったけれどね☆
俺たちは多分巻き込まれたんだろうな。
初めて召喚された初代勇者は見事魔王に打ち勝ち、その時使っていた武器を「聖剣」として歴代勇者が使っていたそうだ。現在、聖剣は王角が持っているとリズから聞いた。
もちろん毎回勇者が勝っているのではなく殺された勇者もいるそうだ。そうなるとまた新しい勇者を召喚して…というのを繰り返しているのだとか。
歴史書から確認できたことはこれぐらいだった。読み終えるとリズがかなり怒っていた…
お陰で寝不足なった…
今日から訓練なんだけどな…
「う、うぅん…ここは?確か俺は神殿にいて…確か…うっ!」
その時のことをはっきりと思い出した俺は吐き気に襲われた。
「はぁ、はぁ思い出した。思い出したくはなかったけれどな。」
おそらくあの後おれは気を失ってここに連れてこられたのであろう。なら、ここはどこだ?高級そうなホテルな感じがする。城の一室であろうか?それともさっきまでのことは夢で…
「お目覚めになりましたか?」
「うぉっ! だ、誰?」
余計なことを考えていると後ろから女性に話しかけられた。今までこの部屋にいることすら気が付かなかったので、変な声が出てしまった…
「おはようございます。私はラクル王に仕えるメイドです。今は司馬様の専属メイドとして働くよう命じられています。」
そ、そういえばそんなことを城で話していたな…ステータスのことで全てを忘れていた。それよりやっぱり夢や俺の妄想ってことではなかったんだな。夢や妄想なら良かったのに。
「あ、あぁよろしく。俺は司馬太一だ。君の名前は?」
「はい。私の名前はリズと申します。身の回りの世話をさせていただきます。これからよろしくお願い致します。」
そういうと端正な顔で茶髪を頭でくくっているリズは俺にお辞儀をした。
「早速なんだけどリズ、俺が気を失ったあとの出来事を知ってるなら教えてくれない?」
「はい。司馬様を気を失ったあと近くにいた兵士たちによって、ラクル城の一室であるこの部屋に運び込まれました。気を失ってから2時間は寝ておられました。司馬様が退出されたあと神殿では職業と属性、スキル等ステータスに関するご説明が行われました…」
そこからの説明をまとめるとまず、職業についてだ。
職業とはこの世界に生を受けた時に神様から授からものらしい。職業はかなりの数があり、一人1つの職業を貰うとその職業は変えることが出来ない。つまり人生がその職業に沿って決まると言っても過言ではない。まぁ、簡単にまとめてしまうと"才能"だな。
職業が「無」というのは今まで聞いたことがないそうだ。おそらく歴史上初めての職業でなにも才能がないのでは?との事だ。
泣きそう…
次に属性。
この世界には魔法というものが存在する。魔法の使い方や魔法に関することは明日の訓練で教わるそうだ。
魔法は10個の属性に分けることが出来るそうだ。これは基本属性と言われている。
火 土 水 風 雷 光 闇 回復 無
この10種類に分けられる。光、闇、回復は中でも珍しいそうだ。
魔法は自分の持っている属性でしか使えないらしい。ただし例外として無属性だけは誰でも使えるそうだ。基本的に無属性というのは9種類の魔法以外のことを言うのだとか。例として、身体強化などが挙げられた。
俺は誰でも使える無属性のみ使える。あれ?視界がぼやけてきた…
ちなみユニーク属性と言うものがあるらしい。というかこれは眉唾だって言われてるみたいだけど…基本属性以外の属性らしい。とても強力で現代では確認することができていないんだって。でも初代勇者はユニーク属性だっと言われている。
次にスキル。
これは職業に由来するのだとか。つまりこれも才能じゃないか!と思っていたがそうでもなくスキルは派生したり、努力すればそのスキルを取得できるらしい。全てのスキルが努力で手に入るわけではない上にスキルを取得するには長年の厳しい努力が必要だから、根気強く頑張らないといけない。それでもこの世界の人は多くて3個ぐらいらしい。
あいつら…すごい数持ってたよな…俺2つしかないのに…そんなことを思っていると頬に水が滴っているのを感じた。どうやらこの部屋だけ雨が降っているらしい。
スキルは主に2つに分類できるだと。
1 常時発動型
これは常に発揮しているタイプのスキルだ。例を挙げるなら耐性系、上昇系、勇者の成長促進など
2 パッシブ型
自分から条件を満たすことで発動するタイプのスキル。例えば限界突破ならスキル名を言うだけでステータスが何倍にもなるんだって。まぁ、代償はあるんだろうけど。他にも魔力や、体力を使ったりするタイプのものもあるんだとか。
俺の鑑定はパッシブ型でスキル名を言うと人や物の情報が見れたりする。人ならステータスとスキルの説明が、物ならその物の使い方や、情報が見える。
まぁ、鑑定は便利なのでこれだけは運が良かった。
最後にレベルについて。これは魔物や動物を倒すことで手に入るらしい。簡単に言うと経験値。訓練でも手に入るらしいがすごく少なくので、魔物や動物を倒すのだ。レベルが上がるとステータスが上昇するらしい。
これを語り終わったあと締めくくりにリズはこういった
「あぁ、ちなみにですが司馬様のステータスの数値はレベルを除いてこの世界の一般男性のステータスとほぼ同じぐらいだと思います。」
これを聞いてまた気を失ってしまった。
と言っても今回は3分ぐらい。リズが起こしてくれた。
「リズ、お願いがあるんだけど」
「なんでしょうか?」
「この城に本ってある?とくに歴史とかに関する」
「ございます。帝国中の本が集められている部屋がありますが、許可が必要です。許可をとって参りましょうか?」
「よろしく頼むよ 」
そういうとリズは許可を取ってくれた。あんまり考え事をしたくなかったので、すぐに向かった。
とりあえずこの世界に関する本を、片っ端から集め自分の部屋に持ってきた。もちろん許可は貰っている。
「リズ、ご飯の予定はどうなっている?」
「この後、御使い様方で会食する予定になっています。」
「まだ、気絶しているということにしてご飯をこっちに持ってきてくれる?おれはこの部屋で本を読んでいるから。」
「かしこまりました。」
そこからは集中して本を読んでいた。
そうして色々なことを知った。
まずこの世界はパトグという。そして帝国以外にもレルス王国、ヒガル神聖国がある。1番左にヒガル神聖国、真ん中にレルス王国、1番右にラクル帝国がある。ラクル帝国より右は魔人領となる。人間と魔人は長年対立しているんだと。魔人は魔物と違い知性がある。
近年は人間が勝っていたのだが、今は状況が変わった。魔王が復活し始めたというのだ。そもそも魔王とは何なのか?ということは分からなかったが、魔王は魔人、魔物に尊敬され、魔人と魔物の力を強くすることが出来るんだと。魔王自体も最強で、この世界の人間が勝つことは不可能に近い。なので人間はゼヘム様に救済を求め、別世界にいる「勇者」を召喚したのだ。
こちらの世界に渡る際に強力な力を経るんだと。
俺には全くなかったけれどね☆
俺たちは多分巻き込まれたんだろうな。
初めて召喚された初代勇者は見事魔王に打ち勝ち、その時使っていた武器を「聖剣」として歴代勇者が使っていたそうだ。現在、聖剣は王角が持っているとリズから聞いた。
もちろん毎回勇者が勝っているのではなく殺された勇者もいるそうだ。そうなるとまた新しい勇者を召喚して…というのを繰り返しているのだとか。
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