上 下
85 / 138
第五章 学園祭。この日を待っていたぜ

人物紹介 (※初登場)

しおりを挟む

ミステラ王国国王
バリアデス

魔法国家の王。
こと魔法に置いては、ネメシス王国よりも進んでおり、魔法のおかげ様で文明もそこそこ進んでいる。
王になる前は王族でありながら、防衛戦など、壁の上でも戦える戦闘ならば参加していた。魔法はだいの得意で、貴族の男児共はこぞって彼から師事されることを望んでいる。
戦闘力でいえば、聖騎士に届くか否か、といった具合で一般の魔法師よりはだいぶ強かったりする。 

好きなもの  魔法 嫁 子供
嫌いなもの  筋肉モリモリ大臣
戦闘方法  魔法ぶっぱなし

「・・・ネメシスとは戦わないようにしないとね!」


倭国『ジャピン』将軍
グレリアン リンダン

武士と呼ばれる一般でいう騎士が強い権力を持つ国。現将軍ももともとはそこらの武士だったのだが、大きな功績を次々とあげていったことにより、次期将軍と指名され、今に至る。血筋に縛られない国でも有名。
元武士というだけあり、戦闘力は非常に高い。将軍となり、落ち着いた今でも聖騎士と同等には戦えると言われている。過去、部下だった武士たちはグレリアンのことを『鬼将軍』と呼んでいる。もちろん、影でだ。

好きなもの  嫁 戦争
嫌いなもの  知識チート博識大臣
戦闘方法  刀をぶん回す
「ネメシスとも戦ってみたいなァ!」



コウセン

元勇者の現2位の魔王。
日本にいた頃は心優しく、どんな人でも助けを求められれば助けに入ってしまいたくなるほどのお人好しだった。高校生の時に異世界に飛ばされ、王国の人々に助けてくれと言われたので、魔王討伐の任務のために旅立ち、邪悪と言われていた当時の第2位の魔王を討伐した。のだが、それが偽物の話で、第2位は人間との共存を望んでいたコウセンと同じ意見をもった魔王だった。
自分が騙されたことに怒り狂い、はやし立てて善良者を討たせた人間や亜人を殺し尽くすと心に決めた。

好きなもの  善意ある者
嫌いなもの  人間 亜人 神
戦闘方法  チート能力 全属性魔法
「はぁ・・・どうなるんだかね・・・」



マルフォンス

べラード伯爵の元で騎士をしていた者。
伯爵のご子息護衛を務めていたが、力が強すぎるが故に王と仲良くなってしまった一人の化物によって現在は王城地下にある監獄にて働いている。
化物とそのメイド、ハゲ王のおかげでついた度胸はかなり役立ち、強面の罪人に対しても「黙れ、消すぞ?」と言える数少ない人材として、はやくも監長からは気に入られている。
休日は武蔵率いる骸骨騎士団と王国騎士との訓練に混ざっており、剣の腕も次第に上がってきているとか。
本人自体は少しチャラく、ノリの軽い男だが、女性にはかなり優しいのでモテる。

好きなもの  肉料理
嫌いなもの  G 汚い部屋
「いや~天職でしたね。皆さん優しいっすしね!あのお2人にはお礼を言いたいっす」




べラード伯爵家

ゴミ貴族の一人。
傲慢キッズの祖父にあたる人物は優秀で、王国への忠誠も高かった。・・・のだが、それも祖父までの代。バカ息子が幼い頃に亡くなり、教育することが出来なかったのが現状を作ったと言える。
他の貴族からも金だけ持ったアホ共と認識されている。王からの処罰待ち。伯爵家は他国への亡命を狙っているが、恐らくどの国も受け入れないだろう。



フィン・ランドレア

楓に突っかかってきた少年。日本でいえば小学生くらいなのだが、その才能は学園の上級生レベルだと言われている。学年トップのリシアスと比べてしまうと劣って見えるが、この幼さにして魔法を使えること自体がエリートの証。将来は宮廷魔導師確実とも言われている。
好きなもの  魔法 勉強 ぬいぐるみ
嫌いなもの  熊 プリティ
「あんな大会二度と出ないぞ・・・」



ユイ

なんだかんだで優勝してしまった学園トップの少女。
その実力はそこそこ。中の中。固有魔法は強力なものだが、魔力値が伴わないため多発できない。イカサマのおかげで優勝した。
初めは罰ゲームだったのだが、勝ってしまったので、対抗戦出場は確実。
好きなもの  影宮 うさちゃん人形
嫌いなもの  りんご 亀
「・・・なーんで、勝っちゃうかなぁ・・・」




白金時也

化物内のバカ代表。
高校時代は『世界一のバカ』『バカと天才は紙一重にならない』『極まれしバカ』『バカの神を超えた男』などなど名誉(笑)ある異名で呼ばれていた。
高校生の時に異世界に連れてこられ、そこで生活していたが、色々あって化物になった。
おのが存在を消すことさえ簡単に行えるため、化物内でも上位に位置する。
好きなもの  美味しいもの  美少女(元気系or包容力ある女の子)
嫌いなもの  悪意 詐欺 悪人
戦闘方法  相手に気付かれる前に倒す
「僕の能力を使えば、女子風呂覗き放題だよ!」
↑ジジイとババアの営み中に侵入したトラウマにより、現在はしていない。



黒田颯馬

天才。高校時代は頭脳では負け無しだった。教師よりも高い知識を度々披露していた。颯馬がワイルド系の強面なので、不良に見られるが、実際は面倒見がよい青年だった。喧嘩もそれなりにしてきたが、黒田の血のせいで敗北はない。
能力は強力でいて凶悪。彼の強さはスピードにあり、誰の目にも止まらず、気づいた時には死んでいるパターン。
好きなもの  嫁 美女(大人っぽい人)
嫌いなもの  小物
戦闘方法  切り飛ばす 蹴り飛ばす
「俺の能力で女子風呂を覗こうとすると、風でそこら中の家が吹き飛ぶ」
↑実際は嫁が怖い



木下柚香

世界や楓の持つ全知全能の力のうち、全知のみを手に入れた少女。
全知と言っても、それは能力の一部で、実際の能力は『情報操作』である。他人の記憶や感情を操作したり、完全にその人物を傀儡とすることも出来る。人によっては彼女が操作した方が潜在能力を引き出すことができて、強かったりする。それはおそらく化物には該当しない。化物は潜在能力をすべて出し切れて一人前です。
現在は普通の高校生をしている。余談だが、 テストでは能力を切っている。彼女なりのポリシーらしい。
好きなもの  浄き人 善意持つ王者
嫌いなもの  偽善者 媚売人
戦闘方法  洗脳 情報変換
「わ、わわわわ、わ、私はよよよ義樹様がす、すきだとか・・・そういうのは・・・」



覇王

普通の人間から化物に至った者。
怒り、悲しみの感情はほぼ欠落していると言える。争いに巻き込まれた一般人が生き残るために何度も何度も限界を超えた姿。元一般人で、誰よりも弱かった男。しかし、その分だけ死を乗り越え、絶望を打ち破ってきた。
世界最強に『本物の化物』と呼ばれるだけはある。
争いの地だけが彼の住処である。そう言われるが、彼のような被害者を出さないためにも彼は世界を回っている。
好きなもの  強い心 折れぬ魂 死してなお戦う意思
嫌いなもの  死を侮辱すること 隠れている者
戦闘方法  ちぎっては投げて、ちぎっては投げ
「平和な世界に俺の立つ場所はない。あってはならない」



世界

全ての根源であり、原初。彼の意思一つで全ての世界は時代を塗り替える。破壊も創世も全ては彼だけが持つ権限である。イレギュラーである黒田を抜けば、全ての頂点であると言える。イレギュラー、ジョーカーである黒田という存在とはかなりの付き合いがある。
好きなもの  面白いこと
嫌いなもの  世界に仇なす者
「なーんか、楽しいことないかなぁ」



ーーーーーーーーーー

はたつばです。
あっていない所や「この人は?」みたいなのがあれば、ご報告くださるとたいへん助かります。よろしくお願いします!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?

闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。 しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。 幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。 お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。 しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。 『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』 さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。 〈念の為〉 稚拙→ちせつ 愚父→ぐふ ⚠︎注意⚠︎ 不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな

カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界 魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた 「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね? それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」 小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く 塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう 一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが…… ◇◇◇ 親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります (『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です) ◇◇◇ ようやく一区切りへの目処がついてきました 拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです

《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。

友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」 貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。 「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」 耳を疑いそう聞き返すも、 「君も、その方が良いのだろう?」 苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。 全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。 絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。 だったのですが。

いじめられ続けた挙げ句、三回も婚約破棄された悪役令嬢は微笑みながら言った「女神の顔も三度まで」と

鳳ナナ
恋愛
伯爵令嬢アムネジアはいじめられていた。 令嬢から。子息から。婚約者の王子から。 それでも彼女はただ微笑を浮かべて、一切の抵抗をしなかった。 そんなある日、三回目の婚約破棄を宣言されたアムネジアは、閉じていた目を見開いて言った。 「――女神の顔も三度まで、という言葉をご存知ですか?」 その言葉を皮切りに、ついにアムネジアは本性を現し、夜会は女達の修羅場と化した。 「ああ、気持ち悪い」 「お黙りなさい! この泥棒猫が!」 「言いましたよね? 助けてやる代わりに、友達料金を払えって」 飛び交う罵倒に乱れ飛ぶワイングラス。 謀略渦巻く宮廷の中で、咲き誇るは一輪の悪の華。 ――出てくる令嬢、全員悪人。 ※小説家になろう様でも掲載しております。

えっと、先日まで留学していたのに、どうやってその方を虐めるんですか?

水垣するめ
恋愛
公爵令嬢のローズ・ブライトはレイ・ブラウン王子と婚約していた。 婚約していた当初は仲が良かった。 しかし年月を重ねるに連れ、会う時間が少なくなり、パーティー会場でしか顔を合わさないようになった。 そして学園に上がると、レイはとある男爵令嬢に恋心を抱くようになった。 これまでレイのために厳しい王妃教育に耐えていたのに裏切られたローズはレイへの恋心も冷めた。 そして留学を決意する。 しかし帰ってきた瞬間、レイはローズに婚約破棄を叩きつけた。 「ローズ・ブライト! ナタリーを虐めた罪でお前との婚約を破棄する!」 えっと、先日まで留学していたのに、どうやってその方を虐めるんですか?

処理中です...