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侯爵令嬢とメイド

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アレクとダンジョンに一緒に行くことになったクラリスは自室で、、、


ナンシー「お嬢さまぁ~、お願いしますぅ

私も一緒にダンジョンにぃー!!」


クラリス「ナンシーはお留守番よ!」


ナンシー「私はお嬢様の専属メイドですの

で一緒に行くべきです!」


クラリス「ダンジョンに行くのよ!一緒で

なくていいわ!」


ナンシー「アレク様の専属メイドさんも一

緒に行かれますよね?なら私も!」


クラリス「はぁー、ナンシー!貴方は冒険

服を持ってないでしょう?」


ナンシー「メイドですのでメイド服で!」


クラリス「ダンジョンにメイド服で行くな

んてありえないでしょ!!」


ナンシー「そんなぁー、、」


クラリス「それにアレク様のメイドは何度

も一緒にダンジョンに行かれてるのよ!」


ナンシー「でしたら私服で!」


クラリス「私服はズボンなの?」


ナンシー「い、いえ、、スカートです」


クラリス「諦めなさい」


ナンシー「では、お嬢様がダンジョンに行

かれてる間に領都に買い物に行ってもよろ

しいでしょうか?」


クラリス「行って構わないけど、、何を買

いに行くの?」


ナンシー「冒険服を!」


クラリス「はぁー、ナンシー、、もう寝る

わ!買い物には行ってもいいけど冒険服は

必要ないわよ!連れて行く気は今後もない

から!おやすみ」


ナンシー「おっ、お嬢さまぁー、、」


クラリス「お、や、す、み!」


ナンシー「うぅー、おやすみなさいませ」



クラリスはダンジョンに行く前に専属メイ

ドの説得に疲れることになった!


ダンジョンから帰って来た後も、、、

着替えるために自室に入ると、、


ナンシー「お嬢様!買って参りました!」


クラリス「はぁー、冒険服を買っても連れ

て行かないと言ったでしょう?」


ナンシー「お嬢様の後ろで大人しくしてお

ります」


クラリス「はぁー、また行くことになった

としてもリリーと同等のレベルかを私兵長

に見て貰うわよ?リリーと対戦して、魔法

でも同等なら連れて行くわ!」


ナンシー「えっ?何故、リリーさんと対戦

なんですか?」


クラリス「同じメイドでしょう?なら同等

のレベルじゃないと、、、ねぇ?」


ナンシー「まっ、負けません!!」


クラリス「そう、、あぁー、、それとね!

リリーはアレク様の後ろで訓練を積んでき

たそうよ!領地に帰って来てからは乗馬の

練習もしているみたい」


ナンシー「そ、そんなぁー、、お嬢様、」


クラリス「リリーにはお願いしているから

頑張りなさい」


ナンシー「は、はい、、頑張りますぅー」


(はぁー、本当に冒険服を買ってくるなん

て必要ないのに、、シアンにお願いして、

対戦の日を決めて貰わなくてはいけないわ

ねー、、はぁー、、)



後日、リリー対ナンシーの対戦はリリーが

勝った!攻撃魔法の的当ても!


ナンシー「うぅー、負けましたー、、」


クラリス「学校を卒業してから生活魔法し

か使ってないでしょ?仕方ないわ」


ナンシー「私も早朝訓練します」


クラリス「必要ないわよ?ねぇ?聞いてる

かしら?ナンシー?」


ナンシーは打倒リリー!になった、、だが

リリーはアレクのメイドなのでリベンジは

半年後になるのだが、、そのことを忘れて

いた。


(はぁぁー、、アレク様と聖獣様の可愛ら

しいお姿を目に焼き付けないと、、、でも

お嬢様がシアン様の婚約者になられて良か

ったー!間近で拝見出来ただけで幸せ!!

お嬢様のメイドで良かったー!!)





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