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目撃してた者達

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図書館で侯爵令嬢2人がアレクに突撃していた

一部始終を近くで視ていた2年生から5年生の

貴族子息や令嬢達は、、、


(おぉー!凄いなー!侯爵令嬢2人で行ったけど

玉砕したなー!だけど凄い!)


(行動派の令嬢達でしたのねー!私は無理ですわ

ー、、、アレク様って綺麗で可愛らしくて顔に

自信がないと無理ですもの)


アレクの外見は母親似の綺麗な顔立ちに紫色の

瞳で美少年だった。


女装をしたら間違いなく似合う顔立ちだった。


(侯爵令嬢達とアレク様を見比べてもアレク様が

勝ってるよなー!あぁー、女性だったら、、)


学校に通う子息達でアレクを見たことがある者

達の殆どがアレクを美人だと思い、女性に生ま

れてくれていたらと嘆いていた。


一部始終を目撃した者達は免除試験に合格して

いた者達だったので貴族階級では伯爵以上の子

息や令嬢達だった。


この出来事はゆっくりとだが3校舎に拡がり、

1年生の伯爵令嬢達も行動しようと思わせた。

2年生と3年生の令嬢達も、、、


図書館での出来事を知ったマイリー嬢は、、、

「まぁ!ふふふっ、、これから大変ねぇ~!」


「どうされますか?マイリー様」


「そうねぇ~、、アレク以外が気まずい状況に

なるわね、、聖獣様が威嚇されたら鎮まると思

うのだけど、、、」


「せっ、聖獣様が威嚇されることがあるのです

か?」


「あったらしいわよ!獣人国との時にね!」


「あっ、あの事は本当だったのですか?」


「本当らしいわ、、その件はアレクに聞くこと

も話題にすることも出来ないけどね」


「7歳で命を狙われたなんて、、」


「そうねー、獣人国は聖獣様を欲しかったのは

わかるけど、、馬鹿よね!」


「はい!本当に許せません」



同じ時に騎士校舎のセーガも知ったのだが、、


「ふっ、あははっ!凄いねー!聖獣様がいるか

らアレクの学校生活は大丈夫だと思っていたけ

ど、、狙われ始めたねー」



「セーガ様、どうされますか?」


「う~ん、、様子見にしようかな?もしかした

ら、、気になる令嬢がいるかもしれないし、、

現状、アレクの周りに令嬢がいないからねー」


リリーは対象外の扱いだった。




















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