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入学式

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入学式は3校舎合同になっている。卒業式もだ

が学校長が1人しかいないので仕方ない。


入学式と卒業式に使われる大ホールに3校舎に

別れて座る。


貴族校舎の生徒は制服に青色のラインが袖など

に入っていて、貴族校舎の生徒は赤色、魔法校

舎の生徒は緑色だった。


アレクはダニス達と正門の近くで一緒になり、

大ホールへ来た。


シリウスとダニスとホールに入って別れ、アレ

ク、ジーン、レイドと足元にいる聖獣スカイと

共に貴族校舎の生徒が座る席に座った。


保護者席もあり、高位貴族は校舎関係なしの席

だが爵位と平民によって座る席が決まっていた


魔法校舎の令嬢達はアレクが貴族校舎を選んで

いたことにショックを受けていた。


学校長が新入生への試験合格と今後の学校生活

の事などの祝辞を述べた後、アレクの新入生挨

拶の時が来た。


スカイと一緒に壇上に上がり、、


アレク「今日から学校生活が始まります。5年

間の学生生活が有意義な事になるよう勉強に訓

練を頑張りましょう。先生方、これから宜しく

お願い致します。」


当たり障りのない文章にした。


(嚼まなくて良かったー、緊張したー、注目され

るのは無理ー、、)


普段も注目されているが気付いていなかった、

でも、今日は壇上に上がったので視線に気付い

たが、色々な思惑を孕んだ視線を感じ取ること

は出来なかった。


入学式が終わり、公爵夫妻と前子爵夫妻も誘い

学校の厩舎に移動し、フウガ達を見に行った。


アレク「フウガ!学校の厩舎はどう?」


フウガ「ヒィヒィヒィーン」


(大丈夫みたいだよー、皆、一緒だからって)


アレク「良かった~!仲良くしててね~!また

会いに来るからね~」


フウガ「ヒィン」


(わかったって)


前子爵夫妻はアレクの軍馬に驚き、会話が成立

している感じのやり取りにさらに驚いた。


アレク達は厩舎を離れる時に学校の厩舎人達に

馬達のことをお願いした。


入学式は新入生のみで行われ、式のみで翌日か

ら学校の授業説明と学校敷地内の説明が予定さ

れていた。


学校の正門の所でダニス達と明日の約束をし、

別れて公爵家に帰った。


レティ「お帰りなさい。式はどうでした?」


アレク「はい、嚼まずに言えました」


レティ「うふふっ、なら良かったわ」


レティシアとカイロに出迎えられ、制服から普

段着に着替え、サロンでのんびりと過ごした。





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