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準備作業
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王都への準備が始まった。
最低でも5年間は1年のほとんどを王都での生
活になる。
リリーや使用人達が準備に忙しくしているので
庭でスカイと散歩していた。
シアン「アレク、スカイ様」
アレク「シアン兄様、クラリス様」
クラリス「どうかされました?お顔が、、」
アレク「ええっと、、、なんか、、屋敷を離れ
るのが寂しくて、、、」
シアン「そうか、、僕も寂しかったよ、、」
クラリス「領地の屋敷の方が居心地は良いです
もの、、気持ちはわかりますわ」
アレク「皆、そうなんですね」
シアン「そうだよ、、さぁ、中に入って紅茶で
も飲もう」
アレク「はい。スカイ!中に入ろう」
スカイ「ワカタ」
スカイは少しずつ、話せるようになった。
単語のみだが、、
(アレクー!何か飲みたーい!)
(スカイの分ももちろん用意して貰うよー!)
(なんだろう、、スカイとは念話で会話してる方
が楽なんだけど、、、でも、皆が喜んでくれる
んだよねー。スカイの声もすっごく可愛いんだ
けど、、、やっぱり念話は日本語?なんて、、
まさかねー)
シアン「アレク、レティ姉様から手紙が届いて
いるよ!」
アレク「あっ、わかりました。今はどこに行か
れてるんですかね?」
シアン「さぁ?何処だろうね」
サロンに移動してクラリス様のメイドさんにス
カイの飲み物も頼んだ。
何故か緊張した感じで急いで厨房に行ってしま
った。
クラリス「あー、ごめんなさい。まだ、慣れて
ないみたいなの、、」
アレク「僕にですか?それともスカイ?」
クラリス「う~ん、両方かしら?彼女は可愛い
人や物など大好きだけど、、近いと緊張しちゃ
うみたいなの」
アレク「スカイはまだ可愛いですからね!」
スカイ「アウ」
クラリス「そうね、大きくなられたら格好いい
でしょうね~」
シアン「最初の時より成長されたけど、まだ可
愛いらしいお姿だしね」
クラリス「私もその時にお会いしたかったわー
お父様とお母様は祝福の2日後の昼食会でお姿
を拝見出来て、帰ってから自慢されたのよね」
シアン「あの時は本当に小さくて、でも神々し
さもあってアレクが抱いている姿は、、」
クラリス「羨ましいですわ」
(スカイは可愛いからね~!今は中型犬の大きさ
まで成長したけど、、、あっ、そういえば、、)
アレク「あの~、僕はシアン兄様とクラリス様
が結婚されたらレティシア姉様みたいにお姉様
呼びした方が良いですか?」
クラリス「えっ、、、いっ、今からでも呼んで
頂き、たい、です、わ、、」
シアン「アレク、今からが良いみたいだよ!」
アレク「はい、では、、クラリスお姉様!」
「ふぐぅっっ、、」
〈〈〈びくっ!!!〉〉〉
クラリス「、、ナンシー、、、」
ナンシー「すみません、お嬢様、、」
クラリス「ごめんなさい、シアン、アレク様、
スカイ様も驚きましたよね?」
アレク「大丈夫です。ねぇ?スカイ!」
スカイ「アウ!」
シアン「くっくっ、、、大丈夫だよ!」
クラリスの専属メイドのナンシーは頭を下げる
クラリス「私もアレク様にお姉様と呼ばれて嬉
しいです。ナンシーが耐えられなかったみたい
ですけど、、、ね!」
(だねー、でも、わかるわー、私の現在はマジで
美少年だしねー!女装も似合うだろうし、、、)
その後も楽しく過ごした。
リリーとジーンは出発準備中だった。
レティシア姉様からの手紙にはルイス子息と王
国内を順調に旅しながら視察旅行中の報告で、
アレクの10歳の誕生日には王都にいる予定の
知らせだった。
学校の試験は秋の祝福までに10歳になる子が
同年になる。
(前世は春だったのに、、、なぜに秋なんだろ
う?、、、わからん。前世も日本と海外は違っ
ていたからおかしくはないのか?う~ん?)
最低でも5年間は1年のほとんどを王都での生
活になる。
リリーや使用人達が準備に忙しくしているので
庭でスカイと散歩していた。
シアン「アレク、スカイ様」
アレク「シアン兄様、クラリス様」
クラリス「どうかされました?お顔が、、」
アレク「ええっと、、、なんか、、屋敷を離れ
るのが寂しくて、、、」
シアン「そうか、、僕も寂しかったよ、、」
クラリス「領地の屋敷の方が居心地は良いです
もの、、気持ちはわかりますわ」
アレク「皆、そうなんですね」
シアン「そうだよ、、さぁ、中に入って紅茶で
も飲もう」
アレク「はい。スカイ!中に入ろう」
スカイ「ワカタ」
スカイは少しずつ、話せるようになった。
単語のみだが、、
(アレクー!何か飲みたーい!)
(スカイの分ももちろん用意して貰うよー!)
(なんだろう、、スカイとは念話で会話してる方
が楽なんだけど、、、でも、皆が喜んでくれる
んだよねー。スカイの声もすっごく可愛いんだ
けど、、、やっぱり念話は日本語?なんて、、
まさかねー)
シアン「アレク、レティ姉様から手紙が届いて
いるよ!」
アレク「あっ、わかりました。今はどこに行か
れてるんですかね?」
シアン「さぁ?何処だろうね」
サロンに移動してクラリス様のメイドさんにス
カイの飲み物も頼んだ。
何故か緊張した感じで急いで厨房に行ってしま
った。
クラリス「あー、ごめんなさい。まだ、慣れて
ないみたいなの、、」
アレク「僕にですか?それともスカイ?」
クラリス「う~ん、両方かしら?彼女は可愛い
人や物など大好きだけど、、近いと緊張しちゃ
うみたいなの」
アレク「スカイはまだ可愛いですからね!」
スカイ「アウ」
クラリス「そうね、大きくなられたら格好いい
でしょうね~」
シアン「最初の時より成長されたけど、まだ可
愛いらしいお姿だしね」
クラリス「私もその時にお会いしたかったわー
お父様とお母様は祝福の2日後の昼食会でお姿
を拝見出来て、帰ってから自慢されたのよね」
シアン「あの時は本当に小さくて、でも神々し
さもあってアレクが抱いている姿は、、」
クラリス「羨ましいですわ」
(スカイは可愛いからね~!今は中型犬の大きさ
まで成長したけど、、、あっ、そういえば、、)
アレク「あの~、僕はシアン兄様とクラリス様
が結婚されたらレティシア姉様みたいにお姉様
呼びした方が良いですか?」
クラリス「えっ、、、いっ、今からでも呼んで
頂き、たい、です、わ、、」
シアン「アレク、今からが良いみたいだよ!」
アレク「はい、では、、クラリスお姉様!」
「ふぐぅっっ、、」
〈〈〈びくっ!!!〉〉〉
クラリス「、、ナンシー、、、」
ナンシー「すみません、お嬢様、、」
クラリス「ごめんなさい、シアン、アレク様、
スカイ様も驚きましたよね?」
アレク「大丈夫です。ねぇ?スカイ!」
スカイ「アウ!」
シアン「くっくっ、、、大丈夫だよ!」
クラリスの専属メイドのナンシーは頭を下げる
クラリス「私もアレク様にお姉様と呼ばれて嬉
しいです。ナンシーが耐えられなかったみたい
ですけど、、、ね!」
(だねー、でも、わかるわー、私の現在はマジで
美少年だしねー!女装も似合うだろうし、、、)
その後も楽しく過ごした。
リリーとジーンは出発準備中だった。
レティシア姉様からの手紙にはルイス子息と王
国内を順調に旅しながら視察旅行中の報告で、
アレクの10歳の誕生日には王都にいる予定の
知らせだった。
学校の試験は秋の祝福までに10歳になる子が
同年になる。
(前世は春だったのに、、、なぜに秋なんだろ
う?、、、わからん。前世も日本と海外は違っ
ていたからおかしくはないのか?う~ん?)
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