公爵家三男に転生しましたが・・・

１年間早送り？

祖父母と兄達が王都に出発してから１ヶ月後に

レティシアとルイスも他の領地巡りに出発する

日になった。


レティ「アレク、元気でね！」

アレク「はい。レティシア姉様もルイス様も

お元気で！」

ルイス「ありがとう。」

馬車を見送り、、、


アレクの日常は勉強と訓練とダンジョンの生活

に戻った。


半年後、祖父母と兄達が領地に帰ってきた。

その1週間後にレティシアとルイスも領地に来て

楽しく過ごし、、、

祖父が王都に出発する時に「９歳になる直前を

楽しみにしてなさい」と言って馬車に乗った。


季節は冬に入り、1週間後にはアレクの９歳の

誕生日だった。

祖父母と兄達を見送って、３ヶ月たっていた。


ルーウェンス公爵領地の屋敷に３台の馬車が

到着した。


馬車から先に降りたのはリリーの弟、モリスだ

った。

その後にダニス達３人が降りた。

３人の親達は付き添わず、従者やメイドが付き

添って来た。

屋敷の玄関で出迎えたのは侯爵夫妻だった。


公爵「ようこそ、父上がすまないね、、、

アレクの願いは何でも叶えようとする方で、、

疲れてないかな？」

「「「はい。大丈夫です。」」」

夫人「アレクには内緒なの！皆さんが来てくれ

たのを知ったら喜ぶわ、ありがとう。」

「「「いっいえ、こちらこそです。」」」

公爵「アレクとジーンは今日はダンジョンに

行っているから夕方まで、休んでほしい。」

夫人「お風呂でもいかが？」

「「「はい。ありがとうございます。」」」

ダニス達を公爵家の使用人に頼んだ。


ダニス達は王都の公爵家の屋敷の大きさにも

驚いたが、領地の屋敷の大きさには驚きを通り

越し、言葉に出来なかった。

ダニス達はそれぞれ客室を用意され、シリウス

に用意された部屋に集まった。

ダニス「凄いな、やっぱり公爵家って思うわ」

シリウス「当たり前でしょう。」

レイド「でも、想像より凄いよ！」

ダニス「だよな！」

シリウス「私もそれは思いました。」

レイド「でも、前公爵様が手配されたんだね。

あの先生達を、、、」

シリウス「公爵様の話だとそうですね」

ダニス「ほんとに厳しかったなー。」

レイド「僕の先生達もだよ！」

シリウス「私の方もですよ。雇っていた先生達

より優秀でしたね。」

ダニス「あぁ、それはわかる。厳しかったけ

ど、、丁寧に教えてくれたなぁー。」

レイド「うん。お母様に勉強を見て貰っていた

時より頭が良くなったと思う。」

ダニス「それは思う。苦手だった算学が平気に

なったし、、」

レイド「お父様やお母様もすっごく感謝して

たしねー。僕も感謝してるけど、、、」

ダニス「あぁ、俺のところはお母様が最後には

拝んでいたよ！」

レイド「アレク様の先生達も厳しいのかな？」

シリウス「いや、それはないでしょう。多分

頭の出来が違うと思いますよ！」

ダニス「だな、俺もそう思う。」

レイド「ジーンもかな？」

シリウス「ジーンは努力した気がしますね

僕達より早くに努力してたんでしょう。」

ダニス「俺、軽く考えてたのかも、、、試験ま

でまだ時間あるって思ってたし、、、」

レイド「僕も、、、」


３人は前公爵に感謝していた。

会うことあれば、お礼を言いたいと、、、