公爵家三男に転生しましたが・・・

それぞれの校舎

姉レティシアは魔法校舎の入り口で、、、

王女「おはよう～。待ってたの～！」

姉「おはようございます。マリアス王女。

校舎入り口で王女が待たないで下さい。」

王女「いやよ！ねぇ～？弟君に会いたいな～」

姉「騎士校舎か貴族校舎に行けば

会えますよ！」

王女「違うぅー！わかってるでしょ！！」

姉「授業が始まります。教室に行きましょう」

王女「もう、お話は昼食でねぇ～。」

姉「昼食は先約があります。すみません。」

王女「私も混ぜてぇ～。」


心の中では・・・
(あと、半年！あと半年の我慢よ！)



長男シアンは問題なく貴族校舎に入り、教室に

行く。



次男カイロは貴族校舎の入り口で！！

第２王子アイラスが待っていた。

王子「久しぶり～。弟君、可愛いね～！」

次男「おはようございます。アイラス王子。

アレクは可愛いですよ。では教室に！」

王子「聖獣様には触った？」

次男「はい、触らせて貰いました。」

王子「良いなぁ～。」

次男「教室に行きましょう。」

王子「久々なのに、、昼食は一緒に食べよう」

次男「先約があります。すみません。」

王子「じゃ、混ぜて！」


カイロの心の中では・・・
(あと、２年半！２年半もあるのかー。

長いなぁー。レティ姉様もよく耐えたなー。

シアン兄様は良いなぁ～。)



姉と次男は選択ミスをしたと思っていたが

王女と王子も姉と次男の選択を予想し、国王で

ある父親に許可を取って魔法学校と貴族学校に

したのだ。


王女も王子も馬鹿ではない。



午前の授業などが終わり、各校舎にレストラン

があるが、貴族校舎のレストランで姉兄達は

昼食を一緒に食べる予定だった。

姉の婚約内定者も一緒に。


姉の婚約内定者はデュート伯爵家長男だった。

ルイス・デュート伯爵子息で姉と同年だった。



騎士校舎から異動して、貴族校舎のレストラン

に入ると・・・

姉レティに弟カイロ、ルイスに王女と王子が

すでに待っていた。

(だろうと思ったー。王女と王子が先約なんて

気にしないよなー。逃げたいけど、、、、、

レティ姉様とカイロの目が許さない目だしー)



諦めて近づく長男シアンだった。