公爵家三男に転生しましたが・・・

公爵家にようこそ

公爵家での昼食会とお茶会当日

公爵家族は朝食を済ませると支度を始める。

夜会などではないので豪華さは必要ないが

品があり、華美にならず、上品さを表現

しなくてはいけない。


アレクはリリーに支度を手伝って貰い、

終わり次第、玄関ホールに向かう。


最初の招待貴族が到着した。

「デュート伯爵ようこそ」

「お久しぶりです。ルーウェンス公爵

夫人もお変わりなく、初めまして、ご子息

聖獣様、お会い出来、光栄です。」

「そちらも変わりないようだ。」

「今日はゆっくりして下さいませ。」

「初めまして、アレク・ルーウェンスです。」


歓迎の挨拶をし、サロンの方にメイドが

案内する。


その後もヘザード侯爵・フォード侯爵に

王弟のシーウェンス公爵も到着した。

そして、アレクが待っていたダニス達が来た。



代表してシリウスの父親である子爵が挨拶する


「お招き頂き、ありがとうございます。」

「ようこそ、カーラド子爵・ライド男爵

ブラスト男爵。後ほどゆっくりと。」

「今日はゆっくりして下さいませ。」

「初めまして、アレク・ルーウェンスです。

僕のお願いに応じて頂き、嬉しいです。

ありがとうございます。」


「いえいえ、とんでもございません。」

「では、執事が案内致します。」


「王都の公爵家、執事のグレンと申します。

ご案内したします。」


ダニス達貴族の案内は執事に頼んでいる。

サロンで彼らが困った時のサポート役である。


先王夫妻に国王がやって来るのでまだ

サロンに行けないからだ。


最後に招待してない招待者がやって来た。

「やぁ～！リードにアリシア、久しぶりだね！

それと、、君がアレクだね！私はライネス

だよ。聖獣様、、、会えて光栄です。」


先王夫妻と共に国王ライネスにリードの弟

ロイドが到着した。

「陛下、お久しぶりでございます。

変わりないようで、、、残念です。」

「陛下、お久しぶりでございます。

王妃様はお元気でしょうか？」

「初めまして、アレク・ルーウェンスです。

お会い出来て、光栄でございます。」



「久しぶりにリードに会えて、嬉しいぞ。

アリシア、王妃も来たがっていたよ！

アレク！私はリードに似ているだろう？」

「はい。お顔は！」


アレクの素直な感想に先王夫妻にロイドも

笑ってしまう。


「そうだぞ、、アレク、顔だ・け・は！！

似ておるのだ。」

「そうなのよー。さすがだわぁ～。

アレクちゃん。」

「アレク、私は兄さんとは顔だけでは

ないからなっ！！」

「おいっ、ロイド！それに父上や母上まで！」



国王なのに散々な言われようであった。

「取りあえず、サロンにいきましょう。」


このままでは終わらなくなりそうなので

リード公爵が取り仕切る。