公爵家三男に転生しましたが・・・

準備

祝福の翌日


公爵邸では使用人が翌日の昼食会とお茶会の

準備に奔走していた。


王都の執事からダニス達が来てくれると

聞いて、アレクは喜んだ。

(無理してないかなぁ～？？)

(どうしたの？アレク？)

(うん、スカイに会う前日に仲良くなった

子息達が明日、来てくれるの！)

(そうなんだー。僕も会えるー？)

(うん。もちろん！皆もスカイに

会いたいと思うよ～。かわいいもん。)

(僕が、大きくなってもかわいい？)

(スカイが大きくなったら、、、

逆にかっこいいよ！！)

(僕が大きくなったら、かっこいい？？)

(うん。かっこいい！！)

(うん。わかったー。)


公爵邸のアレクの自室でスカイと

念話しながらゆったりとした時間を

過ごした１日だった。


(ゆったりして過ごすのはいいなぁ～。

２日間は色々あったし、、、疲れたー。

あ～、スカイ寝ちゃったー。

寝顔もかわいい～！！

私も眠くなってかたー。、、、)


ソファに座り、膝にスカイを乗せ、

スカイの頭を撫でていたらスカイが寝たので

アレクも眠くなり、一緒に寝た。



アレクとスカイがお昼寝していた時、

公爵邸の執務室ではアレクの両親と執事で

翌日の招待貴族の確認、先王夫妻も参加する

と宣言して帰られたので、、、対応に苦慮

していた。昨夜の夜にはお忍びで国王が

参加希望もしてきて、聖獣とアレクが

目的なのは誰でもわかる。

先王と現王が両方参加など王宮の宴しか

ありえない。

血筋では先王と前公爵、アレクのお祖父様は

兄弟！現王とアレクの父親である、リード公爵

は従兄弟になる。

リード公爵は弟ロイド(王宮で側近している。)

にお忍びでも、諦めるように諭す説得を

頼んだが、、、弟からの返事を読むと・・・

無理だったようだ。

親交のある貴族のみで小規模の予定が

王族が参加となると警備などあらゆることを

考慮しなければならない。


昼食会・お茶会参加貴族

公爵家　１家　

侯爵家　２家

伯爵家　１家

子爵家　１家

男爵家　２家



ダニス達の親達への配慮も考慮していたが

王族参加となると配慮も足りない。

公爵夫妻が招待した貴族は下位貴族を

見下すような貴族ではない。


広大な領地を持つ貴族などは管理するのに子爵

男爵は必要である。

王家直轄は伯爵や子爵などに管理を任せいる。



伯爵などは領地の規模が様々で自分で

管理出来る規模の領地持ちほど、同じ貴族でも

自分の領地を持たない下位貴族を

名ばかり貴族だと思っている。



そんな考えを持つ貴族と親しくするつもりは

ない。