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母方の祖父母

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食事会が終わり、食後のティータイムに突入す

るなり、色々と聞かされるぶっ飛んだ行動をす

る祖父母の話。


(いやいや、、、お母様の祖父母がヤバすぎ!

息子に公爵家を任せた後は義務は済ませたと

海賊討伐に行く?

お母様に兄と妹がいることは聞いてたけど、、

家族のことは濁してたなぁ~。)


濁してたのは教育的に感化されては困るという

異図があった。

だが、母の生家の領地に住む民からは好かれて

おり、感謝されていた。


(先王もお父様も叔父様も苦笑して聞き役だよ)


その後も先王王妃と母親の会話は続く。

よほど家族に思うことがあったのだろう。


ようやく、言葉にしてスッキリしたのか・・・


「あらっ、ついつい姪との久々の会話に夢中

になってしまいましたわ。

ごめんなさい。」

「うふふっ、私も久々に伯母と話して夢中にな

ってしまいました。

失礼いたしました。」


「いや、構わんよ。この場には親族だけなのだ

し、気にするな。」


「「うふふっ、ありがとうございます。」」


(うわぁっ!ハモってるよ。

前世は女性だったけど、、、なんだろう。

女性が怖くなった気がするー。

あっ、鳥肌になった感じ、、、

ブラウスで隠れてるからバレないけど、、、)


「明日のパーティーには参加しないが教会に

は私達夫妻と第2王子で参加するよ。」

「えぇ、明後日は見届けますねぇ。」


「では、そろそろ帰ろうか?」

「はい、またねぇ、アレクちゃん。」

「では、またな。アレク!」

「はい。お会い出来てうれしかったです。」


「私もだ。」

「私もよ。アレクちゃん。」

「私もだ、兄さん家族に会えて嬉しかったよ」



先王夫妻と叔父様を玄関前でお見送りしてた。


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