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お昼前寝?

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駄目男アボイスが天幕を出て行った後、レオニスは、、、


レオニス「あれを鍛えるのは、、大変だろう」


オスカー「そうなんだよ!代わってくれないか?」


レオニス「それは無理だ!」


オスカー「即答だね!」


レオニス「当たり前だろ!あれの発言内容は陛下や家にも報告する」


オスカー「そうだね!」


レオニス「あとは、、、」


レオニスはオスカーに隣の天幕はエメリアーナ達が休む為、自分以外は出入り禁止だと伝えた。


エメリアーナは天幕に戻っても抱っこされたままで、駄目男が天幕から出て行ったこと、ダンジョンの大穴に魔法をぶっ放したからしばらくは大丈夫だろうと思い、眠ってしまっていた。


その後、レオニスに隣の天幕に運ばれ、昼食時に起こされたエメリアーナは、、、


王女「、、ん?、、あっ!ミューレ!!」


ミューレ「はい!エメリー様、昼食の時間でしたので、、」


王女「ミューレ!8歳の私が言うのもどうかと思うだろうけど、、あの伯爵家の子息はないわ!婚約破棄出来たのは良かったのよ!本当よ!」


ミューレ「ふふふっ、、エメリー様、大丈夫ですよ!婚約したのも父親達が友人だったからなんです、、私は望んではいませんでしたし、、婚約破棄されて嬉しかったので、、」


王女「えっ?父親が友人だから婚約させられたの?自分で望んだ相手とは結婚出来ないの?私も、、、そうなるの?」


ミューレ「いっ、いえ、、エメリー様は第2王女ですから、、、ですが、、平民や伯爵以下の貴族とは難しいとは思います」


王女「それって、、、相手も限られるのよね?」


ミューレ「はい、、」


(えぇぇーっ!!第2王女だから政略結婚しなくて良かったから安心していたのに、
、、ただでさえ、、中身はアラ、、いやいや、、私は8歳児!!あぁー、、王女じゃなかったら良かったかも、、平民の方が良かったかな?貴族だったら勝手に決められちゃうみたいだし、、、う~ん、、)


ミューレ「エメリー様!?」


王女「ん?なに?」


ミューレ「昼食を召し上がりませんか?」


王女「あっ!そうね、、食べましょう」


その後、昼食が用意された隣の天幕に移動した。


レオニス「エメリー!おいで」


王女「はい、レオニス叔父様」


第2騎士団が王宮の調理場からパンとスープを運んで来たので天幕でエメリアーナも食べることになった。


渡されたパンとスープを食べると、、、


王女「美味しい!いつもの味ですわ」


レオニス「やはり、宿の食事は塩辛かったか?」


王女「えぇ、、でも、宿の食事も好きですよ!温かい料理でしたし、、」


レオニス「あぁー、王宮だと運んでいる間に冷めたりするからなー」


王女「仕方がないことですので不満はありませんよ」

(嘘です!!不満です!仕方ないけどぬるいスープなど美味しさ半減だよ!王宮が広すぎだからだよ!調理場と自室が離れすぎだよ!!)


レオニス「良い子だな~!エメリーは」


王女「ふふふっ、嬉しいわ、、レオニス叔父様」


昼食を食べた後、ダンジョンから魔物の気配報告が来た。





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