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ふざけんな!!

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至福の時間を過ごしていたエメリアーナだったが、、、


兵士「失礼します!オスカー団長、少しよろしいでしょうか?私の配置について、、
、、ミッ、ミューレ!!?」


ミューレ「、、、、アボイス様」


(んん?誰?騎士服ではないけど、、戦闘服っぽいのを着てるし、、ミューレの知り合いみたいだし、、、)


アボイス「皆様、少し失礼します、、久しぶりだね!ミューレ!でも、手紙の返事がないのは酷いよ、、クロエが王宮で働けるように、、出来れば、、王女付きのメイドとして働けるように手紙で頼んでいたのに、、無視は、、なくない?」


ミューレ「クロエ嬢の学園での成績では無理だとご存知のはずでは?手紙に関しては私の方に届いておりませんので、、返事など出来ませんし、、」


アボイス「でも、君の叔母様は王女様の乳母だろう?君が口添えしてくれたら、、」


ミューレ「ご自分のご両親であるロドス伯爵夫妻に頼まれてはいかがです?」


アボイス「それが無理だったからだよ!騎士にもなれなかったから騎士になれなければ、、次期当主は、、」


ミューレ「私には関係ございません」


アボイス「元婚約者の頼みだよ?」


(はいっ?元婚約者?この駄目男っぽい奴がミューレの!!黙って聴いてたけど、話の内容では家は伯爵家で嫡男だけど、、学園での成績が悪くて、、クロエってまさかねー!婚約破棄の原因になった女じゃないよねー?)


レオニス「私も言わせてもらいたいのだが、、いいかな?」


レオニスの発言にアボイスが黙った。


レオニス「王女付きのメイドや護衛騎士は学園での成績の他に家柄、人柄などを考慮されるのだが、、知らないみたいだな!」


アボイス「いえ、、ですが、、クロエは人柄は素晴らしいので、、成績も体調が悪くて、、」


オスカー「学園でさえ体調管理が出来ないなら王宮では働けないが、、」


アボイス「ですが、、クロエに会えば王女殿下も気に入られます!」


(なんでこの男とも初対面なのに、私が気に入ると思うの?クロエって女には、、ちょっとだけ、、見てみたいけど、、気に入るとは思えないし、、バカ女はね、、)


レオニス「爵位の話が出ないのは男爵令嬢ということかな?」


アボイス「そっ、そうですが、、会えば」


騎士「団長!!!魔物の気配がします!」


そんな時、、ダンジョンの入り口を見張り中の騎士の声が届いた。


レオニス「エメリー!行こう!」


王女「はい!あっ、レオニス叔父様!ちょっとだけお待ち下さい」


エメリアーナは自分の護衛騎士達を集めて小声で指示をしてレオニスの所に戻った。


エメリアーナが指示した内容は、、
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