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今後の話し合い

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エメリアーナが隣の天幕で眠っている間に総団長ダンレス、第3騎士団団長レオニスとダンジョン街の冒険者ギルドのギルドマスターは今後の話し合いをしていた。


ダンレス「これを!消えた魔石と牙に奥の方は安全を考慮して拾わせていないが」


ギルマス「いえ、構いません!頂けるだけでも、、ありがとうございます」


ダンレス「レオニス!明日の朝には第2騎士団長オスカーが来るが、、、」


レオニス「いざって時の為ですね、、、、
エメリーに歩かせるのは時間がかかりますし、、、ですが、、、」


ダンレス「そうだな、、護衛騎士の、、、
レニーナに抱えて貰うか、、、」


レオニス「私が仮眠しながら対応するしかないですね」


ダンレス「そうだな、、レオニスは王女とは血縁者だから良いが、、、」


レオニス「総団長にオスカーは独身ですから、、」


ダンレス「お前もだろ!!」


レオニス「私は総団長より若いですので」


ダンレス「3つだ!!この歳で独身なら同じ扱いだ!」


レオニス「私は侯爵家ですから、、公爵家の総団長と同じ扱いには、、」


ダンレス「公爵家と侯爵家はどちらも高位貴族家だから変わらん!」


レオニス「いえいえ、、違いますよ!」


ギルマス「あのぉ~、、スタンピートの話し合いを、、、」


ダンレス「あぁー、、そうだな」


レオニス「あれからダンジョンの様子はどうなんですか?」


ダンレス「魔物が出て来る気配はない!交代で見張らせているが、、、」


ギルマス「過去の記録では次はブラックウルフとレッドボアの可能性があります」


ダンレス「う~ん、、ウルフとボアならダンジョン内で討伐したいが、、」


レオニス「エメリーには酷いですが松明などの灯りでの討伐は危険ですので起きて貰い、頑張ってもらうしかないですね」


ダンレス「そうだな、、王女の魔法だとこちらに被害がなく対処出来るが、、8歳になったばかりの王女に頼りすぎなことを考えると、、」


レオニス「ですが、、騎士達が怪我したり、街中に被害が出れば、、」


ダンレス「それはそうだが、、、」


ギルマス「ダンレス総団長様のお気持ちはわかります、、ですが、、街中に被害が出るのは、、」


結局はエメリーに頑張って貰うことに決まり、ダンレスとギルマスは騎士が届けた夜食を食べ、騎士達や魔法師達、結界師達に
交代で仮眠を取るように指示した。



その頃、王宮では2人の王子は父親である国王への説得が失敗し、自室でそれぞれの母親である第1王妃と第2王妃に長い説教をされ、眠りについた時だった。









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