新妻はバイセクシャル

翌朝の行動

潤は朝日が登っていない間に起きて、葛城を起こさぬように2人の寝室へ行き、翔と芽衣を起こした。そして、
「翔。芽衣。おはよう…あいつは昨日の話は嘘で、本当は私たちの中に入りたいって言ってきたんだ。関係性をハッキリさせるために今夜もここで集まって話にキリを付けたいから、翔。今日も葛城を連れて帰ってきて欲しいんだけど…」
と思い詰めた顔で潤は言うと芽衣は
「昨日葛城さんは千鳥足になってベロベロに酔ってたじゃないの。そんな人の言う事気にする必要あるかしら？」
と言った。しかし潤は
「昨日、あいつ葛城は酔ってねぇーよ。昨日同じ部屋で話した時酔ってなんかないって言ったんだ。とにかく、翔、芽衣今日は話をつけたいからいいかな？」
と口調を強めでいってきたので、翔と芽衣は
「分かった。」
と言ってテーブルで朝食を済ませようと階段を降りると、丁度葛城が、起きてきたところだった。
「あ。皆さんおはようございます。昨日は…いろいろすみませんでした。…それで、ここから会社ってどう行くか分からないんですけど…先輩…一緒に行ってもいいですか…」
と恥ずかしそうに言ってきたので、翔おれは
「おはよう。葛城、車で一緒に行こう。それと今日話をしっかり聞きたいから昨日と同じようにカフェで待っててくれるかな。ここの家で話をしたいから。」
と真剣に言うと、
「はい。わかりました。すみません…」
と言うとスーツを着て出る準備をする葛城に芽衣は
「朝ごはんみんなで食べましょう。葛城さんも席に座ってください。」
とにこりと笑い言うと
「はい…何から何までお世話になります。」
と言い共に食事をしてそれぞれ会社に出かけた。