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カフェ

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「すみません。少し遅れます。」


そうはアプリでメッセージが届いたのは、約束の時間の10分後だった。


時間になんてルーズな人なんだ。でも、すっぽかす人もいるって巷ではきいたことあるし、それに比べたら何百倍もマシだよね。



と私は思い直しその相手が来るのを待った。



「着きました!黒の派手目な服を着てます!」



とヒントをもらったのでそれらしい人を探した。


辺りをキョロキョロしていると、


「どうも!お待たせしました!トマトです。マヨさんですか?」


と話しかけてきた男性がいた。
マヨは、私のニックネームにしていた名前だ。


「トマトさん!初めまして!よろしくお願いします!」


と挨拶をお互いして、カフェへと入った。
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