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ウツボカズラ
絡みつく視線 2
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真理亜のした質問に答えたのはいろはだった。
「おはよ~。真理亜ちゃん。昨日は聖夜と晩酌してたら、眠くなって、私の事を星夜が部屋まで運んでくれて、、、。そのまま一緒に寝ちゃっただけだよ? まま、、、限度を超えて飲んだ私が悪いんだけどね。星夜…一晩そばにいてくれて…約束守ってくれてありがとう。」
と星夜を後ろから抱きしめ、そう言ったいろはをキッ!とした顔つきでにらむ真理亜であった。
「いろは姉…。蓮兄と、八重ちゃんに悪いとか思わないの?」
と不機嫌に尋ねる真理亜に、
「この家の秩序を乱してる真理亜ちゃんには言われたくないわ。」
とにこやかな顔をしながら毒付いた発言をするいろはの言葉を宥めるかのように、
「まぁ、、、俺も疲れてたから、いろは姉を運んですぐに電池切れになっちゃったから。から、、、あらぬ誤解を生むような形になったんだよね。ごめんね。蓮兄と、八重ちゃんには俺からきちんと説明しておくから、2人には、仲良くして欲しいな!」
と必死に言う、星夜を見て、
「分かった。」
と半分納得いっていないかのような顔をした真理亜が、そう呟き部屋へと戻って行った。
「おはよ~。真理亜ちゃん。昨日は聖夜と晩酌してたら、眠くなって、私の事を星夜が部屋まで運んでくれて、、、。そのまま一緒に寝ちゃっただけだよ? まま、、、限度を超えて飲んだ私が悪いんだけどね。星夜…一晩そばにいてくれて…約束守ってくれてありがとう。」
と星夜を後ろから抱きしめ、そう言ったいろはをキッ!とした顔つきでにらむ真理亜であった。
「いろは姉…。蓮兄と、八重ちゃんに悪いとか思わないの?」
と不機嫌に尋ねる真理亜に、
「この家の秩序を乱してる真理亜ちゃんには言われたくないわ。」
とにこやかな顔をしながら毒付いた発言をするいろはの言葉を宥めるかのように、
「まぁ、、、俺も疲れてたから、いろは姉を運んですぐに電池切れになっちゃったから。から、、、あらぬ誤解を生むような形になったんだよね。ごめんね。蓮兄と、八重ちゃんには俺からきちんと説明しておくから、2人には、仲良くして欲しいな!」
と必死に言う、星夜を見て、
「分かった。」
と半分納得いっていないかのような顔をした真理亜が、そう呟き部屋へと戻って行った。
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