花詞復讐屋

七瀬蓮

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ポインセチア

真理亜の気持ち

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蓮と星夜は、真理亜の部屋に行くことにした。

トントントン

と扉をノックすると、

「はーい。どうぞー?」

と真理亜の声が中から聞こえたので入ると、

「蓮兄、星夜兄…二人揃って私の部屋まで来るなんて珍しいじゃん…。どうしたの?」

と聞かれて、蓮は星夜のことも合わせて事情を説明すると、

「ん。分かった。私は試験が近いから、集中したいし、2時間ぐらい好きにしてきたらいいよ。夜は一緒に過ごせるなら私は何も言うつもりはないよ。」

とさらっと言われて、蓮と星夜は、ホッと胸を撫で下ろしていたが、

「あっ!そうだ!じゃあ、代わりに私のお願い聞いてよ!」

とにこやかに言う真理亜に、どんな無茶振りをされるか蓮と星夜は、不安を抱えながらも


「なにかな?俺らにできること?」

と蓮が尋ねると、

「うん。…クリスマスが終わったら、すぐにお正月が来るでしょ?…宏太と琴音を一時的に家で一緒に過ごしたいなぁって思って。」

とにこやかに言う真理亜に、蓮は、

「いろはと八重ちゃんもいるから…相談させてもらってもいいかな?」

と真理亜に確認を取ると、

「あの二人は私たちと血のつながった家族なのに、新しいの家族の方を大事にするのね。もういいわ!」

と怒ってしまい部屋から追い出されてしまった。
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