花詞復讐屋

七瀬蓮

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ポインセチア

蓮といろは

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クリスマスも近くなり、街の木々も煌びやかに装飾され始めた頃、蓮が一人で部屋に居る時間を見計らって、コンコンコン。と部屋の扉をノックした。

「はい。どーぞ。」

と蓮の声が、中からしたので、いろはは、ドアノブに手をかけて、中へ入った。

「いろは。どうした?なんかあった?」

と優しい笑顔で言う、蓮に

「あ、あのさ、、、私と八重ちゃん。こっちに無事移れたわけだし、、前に確認したけど…私たち両思いなわけじゃん?…その…二人でどこかに出かけたいなって思うんだけどどうかな?ほら!クリスマスも近いから!」

と言いながらいろはは、手に持っていたポインセチアを蓮の机にドカンっと置いた。それを見た蓮は、

「いいよ。ただ2時間だけね。…復讐屋の方はその日は連絡のやりとりだけにしてるんだ。来店は必ず別日に設定してるから、ある意味では、毎年定休日にしてる。だけど…ここに居る全員…施設出てる人間ばかりだからこの日は絶対夜みんなで集まりたいって思ってる。…だから、2時間までなら二人でいられるんだ。2時間って少なく思うかもしれないけど、、、絶対楽しませるからね!の夜にを持っていろはのデートプランを立てておくから、楽しみにしててね?」

と言われて、いろはは、乙女な顔になり、

「うん。楽しみにしてる…。」

と言い部屋を去った。
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