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ナルトサワギク
禅の計画
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そして翌日の14時。
原田様が来店され、怜都と理亜は禅を同席させた。
「原田様ご来店ありがとうございます。こちらの男性は禅と言いまして、我が社のターゲットと接触するコンタクターです。先日の報告をコンタクターよりご説明させていただきます。」
といい、禅に変わった。
「はじめまして。コンタクターの禅と申します。先日原田様のお母様である原田英子様と会員制のBARで接触し、連絡先の交換と次回会う事を条件に500万円渡されました。こちらがその渡されたお金です。」
と言って紙袋ごと見せた。
原田様はその様子に喜び、そして驚き、
「これからもお願いします。取れるだけ取ってきてください。」
と言って、結果を聞くなりお金を残して走って帰っていった。
その夜、禅はレストランに向かう前に
「蓮兄。原田英子の件、今日から俺に一任してほしい。結果は報告するし、困ったら必ず相談するから…自分でやってみたいんだ」
と蓮に決意表明をした。すると蓮は
「分かったよ。でも、やばそうになったらすぐに逃げること、報告と連絡と相談を約束できるなら全て任せるよ。」
と微笑んで送り出してくれた。
英子と約束した通り、美容院で髪を整えてもらったら、そこには英子が用意した禅用のスーツが用意されており、着替えて、予約したレストランに向かった。
レストランの中に入ると
「原田様お待ちしておりました。お席にご案内いたします。」
といってウェイターについて行き席についた。
「昨日の今日に呼び出したのに来てくれて嬉しかった」
と英子は嬉しそうに言った。
禅は
「こんないいお店来たの初めてです。英子さん常連ぽいけど、他の男性とも来たりするんですか?」
と幼き笑顔で聞いてみた。
すると、
「男の子は禅君だけよ。会社の人ととか、友達とはよく来るけどね。」
と魔性のような顔で英子は言った。
そして出てくる豪華な食事を食べながら、
禅は
「英子さんすごくお綺麗だし、ママ活とかじゃなくてもいい奥さんいや、お母さんになりそうなのに、もったいないですよ。」
とママ活の関係をやんわり否定してみた。
すると、
「ママ活何年もやってるけどそんなこと言われたの初めてだわ。あなた面白いわね。今日の分と思って持ってきたけど、正解だったわ」
と言って渡されたのはアタッシュケースだった。
「これは?」
と聞くと、
「ふふ。サプライズプレゼント。帰ってから開けてみてね」
と言われ、
「わぁ、なんだろう!ありがとうございます!」
と言って、食事を終えた2人はそれぞれ帰路につく雰囲気になったので、英子の手を繋ぎ
「英子さんが可愛くて手繋いじゃった。」
と言い今度は英子の頭を撫でた。
そして英子のことを見つめたまま肩を引き寄せ
「次はもっと長く一緒にいたいな」
と甘えた声で禅は言った。
すると英子は満更でもない顔で、
「今度はもっと会える時間を増やすわ」
と言い、お互い帰路についた。
店に戻って、蓮とケースの中身を確認した。
するとその中には先日の倍の金額が入っていた。
蓮は
「今日はどんな作戦で行ったの?」
と尋ねると、
「今日はレストランの中では、思わせぶりで本命ではなく遊びの関係の対応をした。外に出て別れる間際には本命の女性に対する対応をした。飴と鞭で行こうかなと思ってる。」
と伝えると
「なるほど。いいかも知れないね。どう?続けられそう?」
と蓮が尋ねると、
「もっといける気しかないわ!」
と笑っていったので、蓮は安心していた。
原田様が来店され、怜都と理亜は禅を同席させた。
「原田様ご来店ありがとうございます。こちらの男性は禅と言いまして、我が社のターゲットと接触するコンタクターです。先日の報告をコンタクターよりご説明させていただきます。」
といい、禅に変わった。
「はじめまして。コンタクターの禅と申します。先日原田様のお母様である原田英子様と会員制のBARで接触し、連絡先の交換と次回会う事を条件に500万円渡されました。こちらがその渡されたお金です。」
と言って紙袋ごと見せた。
原田様はその様子に喜び、そして驚き、
「これからもお願いします。取れるだけ取ってきてください。」
と言って、結果を聞くなりお金を残して走って帰っていった。
その夜、禅はレストランに向かう前に
「蓮兄。原田英子の件、今日から俺に一任してほしい。結果は報告するし、困ったら必ず相談するから…自分でやってみたいんだ」
と蓮に決意表明をした。すると蓮は
「分かったよ。でも、やばそうになったらすぐに逃げること、報告と連絡と相談を約束できるなら全て任せるよ。」
と微笑んで送り出してくれた。
英子と約束した通り、美容院で髪を整えてもらったら、そこには英子が用意した禅用のスーツが用意されており、着替えて、予約したレストランに向かった。
レストランの中に入ると
「原田様お待ちしておりました。お席にご案内いたします。」
といってウェイターについて行き席についた。
「昨日の今日に呼び出したのに来てくれて嬉しかった」
と英子は嬉しそうに言った。
禅は
「こんないいお店来たの初めてです。英子さん常連ぽいけど、他の男性とも来たりするんですか?」
と幼き笑顔で聞いてみた。
すると、
「男の子は禅君だけよ。会社の人ととか、友達とはよく来るけどね。」
と魔性のような顔で英子は言った。
そして出てくる豪華な食事を食べながら、
禅は
「英子さんすごくお綺麗だし、ママ活とかじゃなくてもいい奥さんいや、お母さんになりそうなのに、もったいないですよ。」
とママ活の関係をやんわり否定してみた。
すると、
「ママ活何年もやってるけどそんなこと言われたの初めてだわ。あなた面白いわね。今日の分と思って持ってきたけど、正解だったわ」
と言って渡されたのはアタッシュケースだった。
「これは?」
と聞くと、
「ふふ。サプライズプレゼント。帰ってから開けてみてね」
と言われ、
「わぁ、なんだろう!ありがとうございます!」
と言って、食事を終えた2人はそれぞれ帰路につく雰囲気になったので、英子の手を繋ぎ
「英子さんが可愛くて手繋いじゃった。」
と言い今度は英子の頭を撫でた。
そして英子のことを見つめたまま肩を引き寄せ
「次はもっと長く一緒にいたいな」
と甘えた声で禅は言った。
すると英子は満更でもない顔で、
「今度はもっと会える時間を増やすわ」
と言い、お互い帰路についた。
店に戻って、蓮とケースの中身を確認した。
するとその中には先日の倍の金額が入っていた。
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「今日はどんな作戦で行ったの?」
と尋ねると、
「今日はレストランの中では、思わせぶりで本命ではなく遊びの関係の対応をした。外に出て別れる間際には本命の女性に対する対応をした。飴と鞭で行こうかなと思ってる。」
と伝えると
「なるほど。いいかも知れないね。どう?続けられそう?」
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