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第130話
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魔法道具店の店主は、魔剣について話してくれる。
「魔物化の剣を使う奴が、ルーナ様やニコラス様を狙うのか」
「はい。この店の魔法道具で、対処することはできますか?」
魔剣のことを話して、信じてくれるかわからなかった。
店主が魔剣を知っていることに安堵しながら、私は尋ねる。
そして店主は、私とニコラスを眺めて話した。
「確実に必要となるのが2つ、念の為もう2つ購入した方がいいと思うが……高いぞ?」
「今までこの店の魔法道具で、ルーナ様は助かっています。僕が払いましょう」
私も払うけど、ニコラスの発言が嬉しくなる。
そんな私達を眺めて、店主はこれから取引する魔法道具の説明をはじめた。
「了解した――魔剣の弱点は、人を魔物にするということだ」
「魔物になると強くなるのに、弱点なんですか?」
「ああ。魔物の対処に特化した魔法道具が、全て効くようになる」
そう言ってから、店主は4種類の魔法道具を売ってくれる。
ここまで準備できれば、ミレサとラドンを迎え撃つことができそうだ。
「魔物化の剣を使う奴が、ルーナ様やニコラス様を狙うのか」
「はい。この店の魔法道具で、対処することはできますか?」
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