妹と婚約者は私が邪魔なようなので、家から出て行きます

 伯爵令嬢の私アリカが作った魔法道具の評判はよかったけど、妹メディナが作ったことにされてしまう。

 婚約者ダゴンはメディナの方が好きと言い、私を酷使しようと目論んでいた。
 伯爵令嬢でいたければ従えと命令されて、私は全てがどうでもよくなってしまう。

 家から出て行くことにして――魔法道具は私がいなければ直せないことを、ダゴン達は知ることとなる。
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