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第33話
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私とリオウは、ジーク、ヨハンと今後の行動を話し合っていた。
「捕獲隊は、周囲のモンスターを強化する魔法が使えるようです」
ヨハンが言うには、それは禁止されている魔法らしい。
それでも捕獲隊は伝承する方法があるようで……モンスターを強化して、聖獣を誘おうとしているようだ。
「ヨハンは隠れている人間を探る魔法道具を所持しているから、そんな魔法を使っている者がいればすぐ発見できるようだ」
「私の周辺にいる人間を把握する魔法道具で、距離が近くなければ正確な位置はわかりませんけど……強化されているモンスターの周囲に、捕獲隊のメンバーがいるに違いありません」
魔法でモンスターを強化するのは、距離が近くなければいけないようだ。
「ヨハンとリオウがいるから問題ない……危険だが、アミリアは来てくれるか?」
ジークが心配そうに尋ねたのは、私が実力不足だからに違いない。
「アミリアの回復魔法は強力だが、それ故に狙われる可能性が高くて危険だ」
理由を教えてくれて、ジークが私を心配してくれることが嬉しい。
それでも私は、リオウの為なら危険な目に合っても構わないと思っている。
「危険だと思いますけど……私はジークを守る為に動きます」
「わかった。俺がいるから大丈夫だ」
ジークがそう言ってくれて――翌日、私達は捕獲隊と遭遇することになっていた。
「捕獲隊は、周囲のモンスターを強化する魔法が使えるようです」
ヨハンが言うには、それは禁止されている魔法らしい。
それでも捕獲隊は伝承する方法があるようで……モンスターを強化して、聖獣を誘おうとしているようだ。
「ヨハンは隠れている人間を探る魔法道具を所持しているから、そんな魔法を使っている者がいればすぐ発見できるようだ」
「私の周辺にいる人間を把握する魔法道具で、距離が近くなければ正確な位置はわかりませんけど……強化されているモンスターの周囲に、捕獲隊のメンバーがいるに違いありません」
魔法でモンスターを強化するのは、距離が近くなければいけないようだ。
「ヨハンとリオウがいるから問題ない……危険だが、アミリアは来てくれるか?」
ジークが心配そうに尋ねたのは、私が実力不足だからに違いない。
「アミリアの回復魔法は強力だが、それ故に狙われる可能性が高くて危険だ」
理由を教えてくれて、ジークが私を心配してくれることが嬉しい。
それでも私は、リオウの為なら危険な目に合っても構わないと思っている。
「危険だと思いますけど……私はジークを守る為に動きます」
「わかった。俺がいるから大丈夫だ」
ジークがそう言ってくれて――翌日、私達は捕獲隊と遭遇することになっていた。
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