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第49話
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私とジトアは明後日、メリタに用意されている個室へ向かう約束をしていた。
メリタの話を聞いて、ジトアも賛同している。
その後――ジトアはバハムスを眺めてから、メリタに尋ねた。
「メリタ様はバハムス様の婚約者……バハムス様も一緒ということですか?」
「いいえ。ジトア様とバハムス様の仲はあまりよろしくないみたいですし、一緒ではありませんよ」
メリタがそう言うと、隣にやって来たバハムスが話す。
「婚約者の頼みだ。3人で魔法について有意義な話をするといいだろう」
「そうですね……ジトア様は私を調べていたみたいで、そのことについても話がしたいと思っています」
ジトアが調査していたことを、メリタは知っていたようだ。
それよりも――メリタがジトアに向ける眼差しが熱っぽくて、私は気になっていた。
始めてメリタと出会うけど……バハムスという婚約者がいるのに、メリタはジトアに好意を持っていそう。
メリタがジトアに迫るのではないかと、私は不安になってしまった。
メリタの話を聞いて、ジトアも賛同している。
その後――ジトアはバハムスを眺めてから、メリタに尋ねた。
「メリタ様はバハムス様の婚約者……バハムス様も一緒ということですか?」
「いいえ。ジトア様とバハムス様の仲はあまりよろしくないみたいですし、一緒ではありませんよ」
メリタがそう言うと、隣にやって来たバハムスが話す。
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「そうですね……ジトア様は私を調べていたみたいで、そのことについても話がしたいと思っています」
ジトアが調査していたことを、メリタは知っていたようだ。
それよりも――メリタがジトアに向ける眼差しが熱っぽくて、私は気になっていた。
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