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第76話
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ランアス国は打つ手がなくて、これで問題ないと安堵していた。
私とウルクは、一番安全な城内にいる。
侵入されることもなくて、ウルクが傍にいてくれるから何も問題は起きていなかった。
時間が経てば全て解決すると考えていると、ウルクが話す。
「何をしてくるかわからないから、ランアス国が滅びるまでは城にいよう」
「そうですね。その方が安全だと思います」
魔法組織が壊滅しているから、何かできるとは思えない。
それでも城内にいることで、私達は備えていた。
今後についてウルクと話していると、なぜか意識が朦朧としてしまう。
倒れそうになり、ウルクが私を抱えて尋ねる。
「エルノア、何があった?」
「わかりません。急に、意識が――」
詳しく説明したかったけど、何が起きているのかわからない。
目の前が真っ暗になり、意識が消えようとしていた。
考えることはできるけど、目覚めることができていない。
何が起きたのか――自分の体のことだからか把握し、魔法による呪いを受けたようだ。
私とウルクは、一番安全な城内にいる。
侵入されることもなくて、ウルクが傍にいてくれるから何も問題は起きていなかった。
時間が経てば全て解決すると考えていると、ウルクが話す。
「何をしてくるかわからないから、ランアス国が滅びるまでは城にいよう」
「そうですね。その方が安全だと思います」
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それでも城内にいることで、私達は備えていた。
今後についてウルクと話していると、なぜか意識が朦朧としてしまう。
倒れそうになり、ウルクが私を抱えて尋ねる。
「エルノア、何があった?」
「わかりません。急に、意識が――」
詳しく説明したかったけど、何が起きているのかわからない。
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何が起きたのか――自分の体のことだからか把握し、魔法による呪いを受けたようだ。
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