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第37話
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私とウルクは世界樹のある森に到着した。
森全体に結界が張られているから、私はその結界に干渉することで何が起きているのか把握できる。
生息するモンスターが強くなり、狂暴化しているようで……気になる物を察知した私は、ウルクに話す。
「杭のような魔法道具が、8本も刺さっているようです。どんな力があるのかはわかりません」
「状況的に、その魔法道具が異変の原因だろう……俺が触れれば魔法道具の力を知ることができる。人為的なもので間違いなさそうだ」
私が結界魔法で知ったことを伝えると、ウルクが思案して話す。
誰かが杭の魔法道具を、この森に陣を作るように刺した。
ランアス国の陰謀なのではないかと思うけど、そんなことをする余裕はなさそうだ。
「原因が魔法道具なら、俺が全て破壊しよう」
「はい。私が杭の場所まで案内します」
今まで発見されなかった辺り、見えなくなっているのかもしれない。
それでも私の結界内に存在しているから、見えなくても問題なかった。
森全体に結界が張られているから、私はその結界に干渉することで何が起きているのか把握できる。
生息するモンスターが強くなり、狂暴化しているようで……気になる物を察知した私は、ウルクに話す。
「杭のような魔法道具が、8本も刺さっているようです。どんな力があるのかはわかりません」
「状況的に、その魔法道具が異変の原因だろう……俺が触れれば魔法道具の力を知ることができる。人為的なもので間違いなさそうだ」
私が結界魔法で知ったことを伝えると、ウルクが思案して話す。
誰かが杭の魔法道具を、この森に陣を作るように刺した。
ランアス国の陰謀なのではないかと思うけど、そんなことをする余裕はなさそうだ。
「原因が魔法道具なら、俺が全て破壊しよう」
「はい。私が杭の場所まで案内します」
今まで発見されなかった辺り、見えなくなっているのかもしれない。
それでも私の結界内に存在しているから、見えなくても問題なかった。
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