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第22話
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ズドラ視点
ロゼスは毒の魔法を強化するスキルを持ち、解毒できるシルフが邪魔だった。
どうやらロゼスのスキルで強化された毒は、スキルで強化した解毒魔法でしか治せないようだ。
そこまで強力な毒でも、聖女スキルの方がスキルとしての格が上らしい。
聖女スキルで強化されたスキルなら、ロゼスの毒を消すことができるようだ。
「私の毒スキルを最大限発揮する為には、あの聖女シルフは邪魔でしかありません」
「いや、それでも……失敗したら終わりですよ!」
もし発覚すれば、処刑が言い渡されてもおかしくはない。
止めるべきだと判断したのに、ロゼスが話す。
「シルフさえ消せば、私が作る解毒剤でしか治せない毒が武器となります……この国を支配することもできるでしょう」
「……確かに、ロゼス様の毒は強力です」
それは、体感した俺がよく知っている。
ロゼスの提案は魅力的で、俺は賛同することにしていた。
この日を境に俺は、ロゼスの言う通り行動している。
その後、全ての準備が完成した俺達は――毒を使い、シルフを消すことを決意していた。
ロゼスは毒の魔法を強化するスキルを持ち、解毒できるシルフが邪魔だった。
どうやらロゼスのスキルで強化された毒は、スキルで強化した解毒魔法でしか治せないようだ。
そこまで強力な毒でも、聖女スキルの方がスキルとしての格が上らしい。
聖女スキルで強化されたスキルなら、ロゼスの毒を消すことができるようだ。
「私の毒スキルを最大限発揮する為には、あの聖女シルフは邪魔でしかありません」
「いや、それでも……失敗したら終わりですよ!」
もし発覚すれば、処刑が言い渡されてもおかしくはない。
止めるべきだと判断したのに、ロゼスが話す。
「シルフさえ消せば、私が作る解毒剤でしか治せない毒が武器となります……この国を支配することもできるでしょう」
「……確かに、ロゼス様の毒は強力です」
それは、体感した俺がよく知っている。
ロゼスの提案は魅力的で、俺は賛同することにしていた。
この日を境に俺は、ロゼスの言う通り行動している。
その後、全ての準備が完成した俺達は――毒を使い、シルフを消すことを決意していた。
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