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第17話
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私は部屋で1人になって、婚約破棄から今日までのことを思い返していた。
聖女ローナは役に立たず、ヴィーオ家は徐々に破滅の道を辿っている。
「これも全て、アイン様のお陰です」
私は婚約破棄を受けた時、味方になってくれる人が家族以外いないと考えてしまった。
婚約破棄を聞いた貴族達が多く、学園でどんな目に合うのかわからない。
暴言を吐かれそうになったけど……アイン様が助けてくれて、避けられる程度で済んでいた。
「……アイン様がいなければ、私は自棄になっていたはず」
アイン様がいてくれたから、私は動くことができた。
傍で力になってれるアイン様に惹かれ、私は異性として好きになっている。
アイン様と一緒に行動することができて、私は幸せだ。
それでも……味方になってくれた時の発言を思い返すと、私は不安になってしまう。
――ローナが聖女に選ばれたことに憤っているだけだ。
ジェイクの婚約破棄が間違いだと知れ渡るまで、守れる範囲で君を守ろうと思っている。
今まではアイン様の予想通りになっていて、この後は私が新たな聖女になるはず。
その後も傍にいてくれるのかがわからず、私は不安になってしまう。
不安になりながらも月日は流れて――ヴィーオ家が、私の行動を知ることとなっていた。
聖女ローナは役に立たず、ヴィーオ家は徐々に破滅の道を辿っている。
「これも全て、アイン様のお陰です」
私は婚約破棄を受けた時、味方になってくれる人が家族以外いないと考えてしまった。
婚約破棄を聞いた貴族達が多く、学園でどんな目に合うのかわからない。
暴言を吐かれそうになったけど……アイン様が助けてくれて、避けられる程度で済んでいた。
「……アイン様がいなければ、私は自棄になっていたはず」
アイン様がいてくれたから、私は動くことができた。
傍で力になってれるアイン様に惹かれ、私は異性として好きになっている。
アイン様と一緒に行動することができて、私は幸せだ。
それでも……味方になってくれた時の発言を思い返すと、私は不安になってしまう。
――ローナが聖女に選ばれたことに憤っているだけだ。
ジェイクの婚約破棄が間違いだと知れ渡るまで、守れる範囲で君を守ろうと思っている。
今まではアイン様の予想通りになっていて、この後は私が新たな聖女になるはず。
その後も傍にいてくれるのかがわからず、私は不安になってしまう。
不安になりながらも月日は流れて――ヴィーオ家が、私の行動を知ることとなっていた。
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