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第32話
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ギルドマスターから報告を聞いて、1週間が経っていた。
あれからすぐに、私は魔法道具で得た収入の額に驚いていた。
ゼロアは購入したい物があって、私も賛同していた。
話し合っていると――私達の住む家に、ギルドマスターがやって来る。
私とゼロアは椅子に座って、テーブル越しにギルドマスターと対面する。
ギルドマスターが明らかに焦っていたから、ゼロアが尋ねる。
「何かあったのですか?」
「大変なことが起きた……ガルク国のせいで、バーレツ国は滅びるかもしれない」
私が尋ねると、ギルドマスターの発言に驚いてしまう。
ガルク国が滅びるのではなくて、バーレツ国が滅びることが理解できない。
「……クリスタルタートルを、バーレツ国に向かわせたということですか」
「そうだ。ガルク国は処罰するが、その前にバーレツ国を守らなければならない」
ゼロアは察することができたようで、ギルドマスターが頷く。
どうやら無理と悟ったガルク王は、クリスタルタートルをバーレツ国に押しつけているようだ。
あれからすぐに、私は魔法道具で得た収入の額に驚いていた。
ゼロアは購入したい物があって、私も賛同していた。
話し合っていると――私達の住む家に、ギルドマスターがやって来る。
私とゼロアは椅子に座って、テーブル越しにギルドマスターと対面する。
ギルドマスターが明らかに焦っていたから、ゼロアが尋ねる。
「何かあったのですか?」
「大変なことが起きた……ガルク国のせいで、バーレツ国は滅びるかもしれない」
私が尋ねると、ギルドマスターの発言に驚いてしまう。
ガルク国が滅びるのではなくて、バーレツ国が滅びることが理解できない。
「……クリスタルタートルを、バーレツ国に向かわせたということですか」
「そうだ。ガルク国は処罰するが、その前にバーレツ国を守らなければならない」
ゼロアは察することができたようで、ギルドマスターが頷く。
どうやら無理と悟ったガルク王は、クリスタルタートルをバーレツ国に押しつけているようだ。
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